Q.入社のきっかけは?
前職も訪問看護ステーションで事業所責任者を担当していました。試行錯誤のマネジメントをしている中で、私はビジネスの薄い表面的な知識しか持っておらず、真の実践知を全く持っていないと気づきました。そんな中で、ゼロから新規事業を作る経験をしてみたいと思い、入社しました。
Q.現在の仕事内容は?
訪問看護事業で訪問看護リハビリステーションの運営をしています。訪問看護とは病気や障がいを持った方が、住み慣れた地域でその人らしく療養生活を送ることができるように看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が医師の指示のもと、生活の場へ訪問し支援するサービスです。その中で「訪問の質の向上」の視点と「事業の効率化」の視点で、収支計画、人材採用教育、労務管理、診療報酬算定、広報、情報システムの運用といった業務を担当しております。
Q.仕事のやりがいは、どこにありますか?
地域の多職種とともに、個人ではなくチームでご利用者・家族の選択に寄り添うことができたと思えたときにやりがいを感じます。訪問の現場の中で、人は治らない病気や障害があっても、自分の人生を肯定できる価値観と、自分で選択した生き方のために必要な生活環境・サービスがあれば幸せに生きていけるということをご利用者から教わりました。私たちは一人では出来ないことも多いですが、多職種の方々と共にチームで顔の見える繋がりを持ち、その方に寄り添うケア・リハの提供をしていきたいと考えています。
Q.仕事の難しさを感じることは?
地域課題(在宅療養生活)の解決と利益追求(看護・リハの持続可能性)の両立を目指すことです。地域課題を解決することと利益を追求することは、トレードオフの関係にあるのも確かです。ただ、これからの企業はベクトルの異なる二つの目標を同時に満たさなければいけないので難易度は高いです。
Q.将来の夢を教えてください
将来こうなりたいという具体的な夢はありませんが、最終的には「誰かの『何かしたい』を実現できる人」になりたいと思っています。そのためには多様な人と働く必要がありますし、圧倒的に能力・経験値が足りないという自覚があります。これからも多様な業界やバックグランドの人と、交流し学んでいきたいと思っています。
Q.社員を目指す方へのメッセージ
それぞれが自分の役割や成長実感を認識して働ける組織作りを心掛けています。困難な課題にチャレンジするためには、リーダーシップを発揮し、人を巻き込んでいける方が必要です。更なるパワーアップを目指して、理念に共感していただける方に力を貸してもらえると嬉しいです。