「測量士の資格は通信講座で取得できるの?」
「通信講座で測量士の試験対策をしたいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」
測量士の資格を取得するために、自宅で学習できる通信講座を検討している人も多いでしょう。
測量士の試験は合格率の低い難関資格であるため、自分に合った講座を選ぶことが重要です。
比較検討せずに適当な講座を選んでしまうと、途中で挫折する原因につながってしまいます。
そこで今回の記事では、測量士の資格取得を目指せるおすすめの通信講座を徹底解説。
【測量士を通信講座で資格を得るまでの流れ】
- 測量士試験の通信講座をはじめる
- 約25~60時間の講座学習をしながら試験対策
- 測量士試験に受講
- 測量士の資格を取得!
各講座の特徴やメリットをわかりやすくまとめたので、通信講座選びに迷っている人はぜひ最後までご覧ください。
引用:アガルートアカデミー公式サイト
測量士の資格取得を目指すなら、アガルートがおすすめです。
アガルートはサポート体制やフォロー制度が充実した通信講座で、以下のような魅力があります。
- 講師作成のフルカラーオリジナルテキスト
- 9年分の過去問を徹底的に解説
- 無料の質問制度と隔月のホームルームで不安を解消
- 合格したら受講料全額返金もしくはお祝い金がもらえる
スキマ時間で学習できるコンパクトな教材を使用しているため、忙しい人でも無理なく測量士試験合格を目指せます。
気になったら、まずはサンプル講義の資料や無料の資料請求から申し込んでみてください。
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測量士の資格を取るのにおすすめの通信講座
測量士の資格を取るのにおすすめの通信講座は、以下の3つです。
※タップで詳細ページにスクロールします。
それぞれ特色が異なるため、概要やおすすめポイントを確認しながら自分に合った講座を見つけてみてください。
下記の記事では、おすすめの通信講座について詳しく解説しています。
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【アガルートアカデミー】スキマ時間を活用した効率的な学習
出典:アガルートアカデミー公式HP
アガルートアカデミーでは、測量士試験を徹底的に分析した通信講座を提供しています。
合格カリキュラムは、24時間の合格総合講義と36時間の過去問解説講座がセットになったコースです。
動画講義は1本あたり5分~10分程度で8段階の速度調整に対応しているため、スキマ時間を使って効率的に学習できます。
また講師に無料で質問できるので、疑問を残さずに学習を進められる点も魅力です。
一人で計画的に学習を進めるのが難しい人向けに、専用の学習計画を立ててくれる定期カウンセリングオプションも用意されています。
料金(税込) | 合格総合カリキュラム/フル:305,800円(税込) 合格総合カリキュラム/ライト:261,800円(税込) 合格総合講義:217,800円(税込) 定期カウンセリング:82,500円(税込) 過去問解説講座 添削オプション:43,780円(税込) |
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学習方法・教材 | ・ 合格総合講義:24時間 ・過去問解説講座(午前・午後):約36時間 |
サポート体制 | ・ 無料の質問制度 ・隔月のホームルーム動画配信 ・合格特典:お祝い金30,000円分または全額返金 |
教材テキスト | ・フルカラーのオリジナルテキスト ・9年分の過去問題集 |
合格率/実績 | 令和5年度合格率67.6% |
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【東京法経学院】測量全般にわたる知識を掘り下げて解説
出典:東京法経学院公式HP
東京法経学院の測量士講座は、提出課題が豊富に用意されているのが特徴です。
基礎知識を学んだあとに提出課題に解答し採点を受けることで、さらなる実力アップを図れるでしょう。
講義動画では初めて測量を学ぶ人を念頭に置いたわかりやすい解説を行っており、合格に必要な知識を体系的に学習できます。
またMP4形式で講義動画のダウンロードが可能なため、インターネット環境がない場所で講義を受けられる点も魅力です。
択一式・記述式の全科目・全範囲を学習できる教材が揃っているので、測量士補の復習から測量士試験内容までの知識を着実に身につけたい人に向いています。
料金(税込) | 測量士 最短合格講座[総合編]:155,000円 |
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学習方法・教材 | ・メディア講義全17巻(約2時間/1巻) ・択一式過去問 ・提出課題(択一式5回分・記述式3回分) |
サポート体制 | ・添削指導 ・講座専用の質問票 ・合格特典:全額返金 |
教材テキスト | ・受験資料/学習ガイダンス ・学習ガイドブック ・基本的巣路 ・過去問解説集 ・本試験問題と解説集 ・提出課題問題・解説 ・補助教材 ・ダウンロードMP4ファイル |
合格率/実績 | 合格実績非公開 |
\初心者向けの講座もご用意!/
【日本測量協会】eラーニング対応の通信添削講座
出典:日本測量協会公式HP
日本測量協会は、いつでもどこでも学習できる「JAS eラーニング」システムを採用しているのが特徴です。
JAS eラーニングではパソコンやiPadを使って学習でき、模擬問題や図解を用いた解説・進捗管理ができる学習記録機能などが搭載されています。
自分のペースで繰り返し学習することで、知識を定着させやすいのがメリットです。
また択一式・記述式ともに添削問題が用意されているため、返送された添削結果をもとに効果的な復習ができる利点もあります。
日本測量協会では本試験の重要ポイントを科目別に解説する「答案練習セミナー」を実施しているので、試験前の総まとめとしてぜひ活用してみてください。
料金(税込) | 測量士通信添削講座:59,000円 答案練習セミナー:37,000円~ |
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学習方法・教材 | ・模擬問題 ・過去問模範解説 ・JAS eラーニング ・答案練習セミナー |
サポート体制 | ・添削指導 ・質問用紙による質疑応答 |
教材テキスト | ・受験テキスト ・国家試験模範解説集 ・科目別模範解答集 ・通信添削問題 ・添削問題解答用紙 ・質問用紙 ・解説 |
合格率/実績 | 合格実績非公開 |
\いつでも自己学習ができるシステムあり!/
測量士と測量補士の違いは?
測量士と測量士補はどちらも建築・土木現場の測量に関する資格ですが、試験難易度や担当業務に細かな違いがあります。
具体的な測量士と測量士補の違いは、以下のとおりです。
測量士 | 測量士補 | |
試験合格率 | 例年10%程度 | 例年35%程度 |
試験科目数 | 9科目 | 8科目 |
試験合格基準 | 午前試験の点数が400点以上かつ、午前試験と午後試験の合計点数が910点以上で合格 | 700点中450点以上で合格 |
担当業務 | 計画作成や実測など測量に関するすべての業務 | 測量士の作成した計画にもとづいた測量 |
測量士は測量士補の上位資格にあたるため、資格試験の難易度は測量士補よりも高いです。
また企業によっても異なりますが、給料水準や評価も測量士の方が高く就職や転職で有利になる傾向にあります。
測量は有資格者にしか行えない業務であり、どちらも土木建築業界において需要の高い資格といえるでしょう。
仕事においては「測量計画の作成」は測量士にしかできないので、測量士補は測量士が作成した計画にもとづいた測量を行うことになります。
難易度の低い資格から挑戦したい人は測量士補、年収アップやキャリアアップを狙いたい人は測量士を目指すのがおすすめです。
測量士補におすすめの通信講座
測量士補におすすめの通信講座は、以下のとおりです。
※タップで詳細ページにスクロールします。
それぞれの通信講座の特徴や魅力を、以下で詳しく紹介していきます。
【LEC東京リーガルマインド】初学者でも短期合格を目指せるカリキュラム
出典:LEC東京リーガルマインド公式HP
LEC東京リーガルマインドは、測量士補のスピード合格を目指せる合格パックを提供しています。
多くの人が苦手意識を持ちやすい数学をしっかり学んでから本試験の重要論点の学習に進むため、初めて学習する人も安心して受講できるでしょう。
講義は実際の測量機材の紹介や図解を用いて、実務の様子をイメージしながら知識を身につけられるように工夫されています。
重要なポイントをわかりやすくまとめたテキストも魅力で、短期間でも効果的な学習が可能です。
土地家屋調査士とのダブル受験講座も開講しているため、さらなるキャリアアップを目指したい人はぜひ検討してみてください。
料金(税込) | 測量士補合格パック:69,300円~ |
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学習方法・教材 | ・ スピード合格講座(全15回) ・公開模試(全3回) |
サポート体制 | ・質問対応 ・フォローアップ講義 ・合格特典:お祝い金5,000円 |
教材テキスト | ・測量士補スピードマスターテキスト ・分野別過去問題集 ・本試験解説冊子 ・公開模試問題・解説冊子(3回分) |
合格率/実績 | 合格実績非公開 |
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【日建学院】学習効果の高いハイクオリティな映像講義
出典:日建学院公式HP
日建学院の測量士補コースでは、スムーズに理解が進む3段階学習で着実に合格力を鍛えられます。
- 多彩な図解を用いたわかりやすい「基礎講義」
- 分野別の重要論点を解説する「本講義」
- 頻出問題をピックアップした「前年度重要問題対策講義」
またオリジナル模擬試験も用意されているため、苦手分野を明確にした上で効果的に知識を補強できるでしょう。
映像講義は最新鋭の設備と技術が揃った自社スタジオで撮影しており、CGやアニメーションも盛り込まれたハイクオリティな内容です。
理解しやすく記憶に残りやすい講義は、受講生からも高い評価を得ています。
料金(税込) | 測量士補コース:88,000円 |
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学習方法・教材 | ・基礎講義 ・本講義(全9回) ・重要ポイント講義 ・前年度重要対策講義 ・模擬試験 |
サポート体制 | 質問対応システム |
教材テキスト | ・基礎テキスト ・測量士補過去問280 |
合格率/実績 | 合格実績非公開 |
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【早稲田法科専門学校】重要な項目のみを無駄なく効率的に学習
出典:早稲田法科専門学校公式HP
早稲田法科専門学校では、通信講座で学べる2種類の測量士補受験コースが用意されています。
- オリジナルテキストや過去問・添削問題がセットになった「測量士補受験コース」
- 受験コースに解説DVDが追加された「測量士補受験DVDコース」
解説DVDはDVDコースのみに付属しているため、講義動画を視聴したい人はDVDコースを選んでください。
カリキュラムは本試験合格に的を絞った内容となっており、基礎数学から応用測量まで必要な知識のみを無駄なく習得できるのが特徴です。
添削問題の指導や質問対応は測量士の有資格者が丁寧に対応してくれるため、初学者でも安心して合格に向けた学習を進められるでしょう。
料金(税込) | 測量士補受験DVDコース:66,000円 測量士補受験コース:39,600円 |
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学習方法・教材 | ・基礎数学 ・応用測量 ・添削問題 |
サポート体制 | ・添削指導 ・質問対応 |
教材テキスト | ・解説DVD(DVDコースのみ) ・オリジナルテキスト4冊 ・測量士補過去問セレクト ・添削問題(全12回) ・質問券(10回分) |
合格率/実績 | 合格実績非公開 |
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測量士を目指す際に学習する通信講座の選び方
測量士を目指す際に学習する通信講座の選び方は、以下のとおりです。
※タップで詳細ページにスクロールします。
申し込み前に3つのポイントをチェックして、適切な通信講座を選びましょう。
受講前にサンプル講義を視聴
通信講座によっては無料でサンプル講義を提供している場合があるので、受講前に視聴しておきましょう。
通信講座で測量士を目指す際に、自分にとって理解しやすい講義動画が提供されているかは非常に重要なポイントです。
サンプル講義を視聴することで、講義のテンポ・難易度・講師の話し方などを事前に確認できます。
「講義がわかりにくい」「講師のスタイルが合わない」といったミスマッチを防ぐためにも、サンプル講義を視聴してから受講すべきか判断するのがおすすめです。
カリキュラムの内容をチェック
測量士試験に合格するためには幅広い知識を身につけなければならないため、カリキュラム内容の事前チェックは必須です。
本試験では実際の測量実務に即した問題や、地理・数学の応用知識を求められる問題が出題されることもあります。
そのため必要な知識を学べるカリキュラムになっているか、アウトプット学習が豊富に用意されているかをしっかり確認しておきましょう。
添削指導や模擬試験がセットになったカリキュラムであれば、実力チェックや苦手対策がしやすく効率的に試験対策ができます。
またテキスト・動画講義・eラーニングなどの受講形式も通信講座によって異なるので、自身の学習スタイルに適している講座を選んでみてください。
サポート体制が充実しているかを確認
通信講座は基本的に一人で学習を進めるため、サポート体制が充実した講座を選ぶのが望ましいです。
疑問点が生じた場合に、気軽に質問や相談できるサービスがあると安心できるでしょう。
よりスムーズに学習を進めるために、質問に対するレスポンスの早さも確認しておくのがおすすめです。
また受講生同士で相談しあえるフォーラムなどが用意されていれば、本試験に向けた学習のモチベーションを維持しやすくなります。
挫折する可能性を少しでも軽減するために、サポート体制やフォロー制度は必ず事前に確認しておきましょう。
測量士になるための条件
測量士になるためには、以下の条件のいずれかに該当する必要があります。
測量法第50条第1号 | 大学であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該大学を卒業した者で、測量に関し一年以上の実務の経験を有するもの |
測量法第50条第2号 | 短期大学又は高等専門学校であって文部科学大臣の認定を受けたものにおいて、測量に関する科目を修め、当該短期大学等を卒業した者で、測量に関し三年以上の実務の経験を有するもの |
測量法第50条第3号 | 測量に関する専門の養成施設であって第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて一年以上測量士補となるために必要な専門の知識及び技能を修得した者で、測量に関し二年以上の実務の経験を有するもの |
測量法第50条第4号 | 測量士補で、測量に関する専門の養成施設であって第51条の2から第51条の4までの規定により国土交通大臣の登録を受けたものにおいて高度の専門の知識及び技能を修得した者 |
測量法第50条第5号 | 国土地理院の長が行う測量士試験に合格した者 |
また上記のいずれかを満たした上で、国土地理院の測量士名簿へ登録申請が必要です。
登録申請書と測量士の資格要件を証明する書類を国土地理院へ提出することで、測量士として名簿に登録されます。
測量士を目指せる学校
測量士試験合格以外で測量士資格を取得するには、土木建築系の学科を扱っている専門学校・大学・短大や専門の養成施設に通う必要があります。
測量士を目指せる専門学校と学部・学科・コースの一例は、以下のとおりです。
また国土交通大臣の登録を受けた、測量に関する専門の養成施設は以下のとおりです。
一部の専門養成施設を除いて、1年~3年の実務経験が必要となるケースも多いので注意しましょう。
測量士の資格を得たら、国土地理院への名簿登録申請を忘れずに行ってください。
測量士の資格試験の基本情報
試験実施日 | 毎年5月の日曜日に実施 |
合格発表日 | 毎年7月に発表 |
試験内容・試験科目 | 1.測量に関する法規および関連する国際条約 2.多角測量 3.汎地球測位システム測量 4.水準測量 5.地形測量 6.写真測量 7.地図編集 8.応用測量 9.地理情報システム |
試験形式 | 筆記試験(択一式・記述式) |
合格基準 | 択一式の問題で400点以上かつ、合計が910点以上 |
合格率 | 14.4%(令和4年度) |
試験手数料 | 4,250円(収入印紙) |
受験地 | 北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県 |
各項目について詳しく説明します。
測量士の資格の試験日程・試験内容
試験時間 | 問題形式と出題数 | |
午前の部 | 10時〜12時半 | 選択式の問題が計28問 |
午後の部 | 13時半〜16時 | 記述式の問題が計20問 ※必須問題が1題、選択問題が2題 |
測量士の資格試験は、毎年5月の日曜日に実施されています。
令和5年度は、5月21日に試験が行われましたが、令和6年度の試験日程はまだ発表されていません。
毎年12月の初旬に、国土地理院の公式サイトや官報で公表されるので、今年受験する予定の方は各ページで確認しましょう。
試験時間は合計で5時間あり、午前の部と午後の部に分かれています。
試験では、以下の9つの分野が出題され、幅広い知識が求められます。
- 測量に関する法規や関連する国際条約
- 多角測量
- 汎地球測位システム測量
- 水準測量
- 地形測量
- 写真測量
- 地図編集
- 応用測量
- 地理情報システム
記述式の問題では、必須問題に加えて「基準点測量」「地形・写真測量」「地図編集」「応用測量」の4題のうち、2題を選択します。
測量士の資格試験の合格率・難易度
令和元年から令和4年までの測量士試験の平均合格率は約14%。
受験者の約7人に1人が受かる確率です。
実施年度 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
令和4年 | 14.4% | 3,194 | 460 |
令和3年 | 18.0% | 2,773 | 498 |
令和2年 | 7.7% | 2,276 | 176 |
令和元年 | 14.8% | 3,232 | 479 |
合格率が低い理由の1つが、測量士の試験対策ができる教材や予備校が少なく、独学で勉強する人が多いためです。
測量士の資格を取得するためには、幅広い知識や専門的な知識を身につける必要があり、「試験の難易度は高い」といえます。
しかし、測量士試験は絶対評価であるため、しっかりと試験対策をすれば、合格できる可能はあります。
合格基準は、次の通りです。
- 選択式の問題で400点以上であること(700点満点)
- 合計点が910点以上あること(1,400点満点)
合格基準から、正答率が65%以上であれば合格できることがわかります。
測量士の資格の通信講座を利用して、さまざまな分野の知識を定着させ、合格を目指しましょう。
測量士の資格試験を取るのに必要な勉強時間
測量士の資格試験の取得に必要な勉強時間は「約300時間」です。
ただし、300時間はあくまで目安であり、勉強方法や知識量によって必要な勉強時間に差が出ます。
測量士の資格試験では、専門知識だけでなく、高校数学の知識も求められます。
測量に関する知識がない場合や高校数学を勉強していない場合は、400時間や500時間が必要になるでしょう。
測量士の資格試験の申込方法
測量士の資格試験への申込手順は、次の通りです。
- 試験日程を確認する
- 受験願書を受け取る
- 必要事項を記載し、提出書類を用意する
- 受験願書を郵送する
以下で、1つずつ手順を解説します。
12月頃、国土地理院の公式サイトで試験の日程が公表されるので、試験日程や受験願書の受付期間を確認しましょう。
次に、1月上旬から約3週間の間に交付される受験願書を受け取ります。
受験願書は、窓口で直接交付してもらう方法と、郵送で請求する方法があります。
受験願書の交付場所は、次の3つです。
- 国土地理院や各地方測量部、沖縄支所
- 各都道府県の土木関係部局の主務課
- (公社)日本測量協会や各地方支部
ただし、各都道府県の土木関係部局のみ、郵送による請求を行っていません。
郵送を希望する場合は、他の交付場所を選択してください。
受験願書を受け取ったら、受験区分や氏名、生年月日などの情報を記入します。
収入印紙(試験手数料4,250円)や写真(縦4.5cm横3.5cm)、切手(63円)を必ず添付しましょう。
受験案内には、申込用封筒が添付されています。
封筒の表側の項目に記入し、受験願書を交付場所に郵送しましょう。
願書には受付期間が定められているので、できるかぎり早めに郵送してください。
測量士の通信講座に関するよくある質問
測量士試験の受験資格は?
測量士試験の受験資格は、年齢・性別・学歴・実務経験等に関係なく受験可能となっています。
そのため、特別な資格や経験がなくても誰でも受験できます。
大学・短大卒業といった学歴も必要ないので、高卒から測量士を目指すことも可能です。
測量士の資格は独学で取得できる?
測量士には受験資格がないため、独学であっても取得可能です。
ただし測量士は難易度の高い試験であり、測量に関する難解な計算問題が多く出題されます。
市販されているテキスト教材が少ないこともあり、合格に必要な測量や数学の知識をゼロから独学で身につけるのは難しいでしょう。
効率的に正しい知識を身につけたいのであれば、講座を利用して合格を目指すのがおすすめです。
測量士を目指せる通信大学はある?
法政大学通信教育学部の文学部地理学科であれば、通信教育課程で測量士補の資格取得を目指せます。
また文学部地理学科で測量士補の資格を取得し、測量の実務経験を1年以上積むと測量士の資格も取得可能です。
通信教育課程で測量士を目指せるのは法政大学のみであるため、通信制の学校で資格を取得したい人はぜひ検討してみてください。
測量士と相性のいい資格が知りたい
測量士と相性のいい資格には、次のようなものがあります。
- 土地家屋調査士
- 地理空間情報専門技術
- 技術士(建設部門)
上記の資格と測量士を合わせて取得することで、働き方や業務の幅を大きく広げられます。
キャリアアップや独立開業に向けて測量士を目指すなら、ダブルライセンスの取得も検討してみてはいかがでしょうか。
測量士試験に必要な持ち物は?
測量士試験を受験する際には、次の5つを持参しましょう。
- 受験票(ハガキ)
- 筆記用具(HBやBの鉛筆、赤鉛筆や青鉛筆、消しゴム、鉛筆削り)
- 直定規
- 時計(時計機能のみのもの)
- 電卓(国土地理院が貸し出すもののみ)
受験票はもちろん、鉛筆や直定規などは貸し出し不可なため、忘れないようにしてください。
測量士の通信講座を受講して効率的に資格取得を目指そう
測量に関する幅広い専門知識が求められる測量士試験を受ける際は、通信講座を活用して効率的に学習するのがおすすめです。
スキマ時間に適した教材や繰り返し学習しやすいeラーニングなどさまざまな学習スタイルがあるため、継続して学習しやすい通信講座を選ぶ必要があります。
公式サイトでは得られない詳しい情報が掲載されている可能性もあるので、まずは無料の資料請求から申し込んでみてください。
当記事の内容も参考に最適な通信講座を受講し、測量士試験合格に向けた学習をはじめましょう。