【516名にアンケート】後悔する?学生時代に学んだ方が良かったことは「英語」と「お金の知識」

【516名にアンケート】後悔する?学生時代に学んだ方が良かったことは「英語」と「お金の知識」

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今回、わんぱく教育カンパニーでは「学生時代に学んだ方が良かったこと」についてのアンケート調査を実施しました。

516人の男女を対象に、下記の質問に回答をいただいております。

  • 質問①学生時代に学んでおくべきだったこと
  • 質問②「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」した理由
  • 質問③「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」する場面・タイミング
  • 質問④学生時代に学ぶ必要のなかったこと
  • 質問⑤【後悔しないために】学生時代のあなたへ一言アドバイス

    各アンケート内容について、詳細な割合をご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

    目次

    学生時代に学んだ方が良かったことに関するアンケート概要

    今回実施したアンケートの詳細は下記のとおりです。

    調査方法 インターネットでの調査
    アンケートの依頼先 株式会社クラウドワークス
    アンケート実施日 2023年1月20日~1月27日
    回答数 516名
    調査対象 10~60代の男女

    質問①:学生時代に学んでおくべきだったことは?

    質問①:学生時代に学んでおくべきだったことは?

    学生時代に学んでおくべきこと 人数(計516人)
    お金の知識 166
    英語 146
    PCスキル 80
    コミュニケーションの取り方 40
    その他 34
    経済 15
    読書 12
    数学 10
    国語 9
    理科 4

    学生時代に学んでおけばよかったこと

    1位:お金の知識
    2位:英語
    3位:PCスキル

    「学生時代に学んでおけばよかったこと」に関するアンケート結果として、全体の約60%の方が「お金の知識」と「英語」と回答しました。

    次に多かった回答は、約15%の方が「PCスキル」、約7%の方が「コミュニケーションの取り方」という結果になっています。

    「お金の知識」に関する回答

    社会人になり、お金の知識が全くなく、最近ようやく株やその他の投資に興味を持ち始めています。
    学生時代に他の無駄なお金を使っていたため、学生時代から始めればよかったと今は後悔しています。
    逆に学生時代から知識があれば、無駄なお金の使い方はしなかっただろうとも思います。(30代男性)

    現在老後の資金問題が社会的に問題となっていて、私自身もお金の知識が乏しく社会に出てから勉強して色々と知ったことが多かったので、人生設計や貯金をもっと早くから始めておいたほうがよかったと後悔しているので学生時代のうちから学んでおけばよかったと思うから。(30代女性)

    お金の知識は学んでおくべきでした。
    経済とか経理とかではなく、生活していく上でのお金の知識。
    IDECO,NISA、保険や補助金等、学生時代に知っていたら今使えるお金や知識が広がっていたのかなと思います。
    今からでも遅くないとは思いますが、もっと若いうちからたくさん学んで失敗してを経験したかったです。
    30代になると失敗するのも躊躇します・・。(30代女性)

    お金の稼ぎ方は自分は大手企業に入り、安泰な生活を送る事が理想だと思っていました!ですが、それはバブルが崩壊する前の50代以上の方々の話でした。 今の時代は企業に雇われても、安泰はありません。 年功序列も終身雇用制度も年金も今の若者には保障はされてないからです。 だからこそ、昔とは真逆の考えで自分自身のスキルを磨いて、稼ぐ力を身につける為に行動する事が大事だと感じました。(20代男性)

    出産した際に、出産一時金以外で手術費用がかかることとなったのですが、社保や国保の制度があれば、高額医療費制度が適用され、個人で入院保険に入っていなくても良かったのではないかと思いました。もちろん保険会社から返戻金をいただきましたが、その分毎月支払っているわけで。その支払いを蓄えにしたり、投資に回す方法もあったのではないかと思ったため、お金や国の制度をもっと勉強しておけばよかったと思います。(40代女性)

    学生時代に学んでおけばよかったこと第1位は「お金の知識」で、全体の32%(166人/516人中)を占めています。

    回答を見ると、「投資や貯金を早く始めておけばよかった」「税金や保険について知っていたら無駄な費用や時間を費やすことはなかった」という理由が見受けられます。

    社会人になると一人暮らしを始めたり自分に使える時間が減るため、「時間やお金を自由に使える学生のうちに、投資や税金などについて勉強しておきたかった」と思う人が多いようです。

    「英語」に関する回答

    社会人1年目の時に勤めていた企業が英語を使う場面があり、社内で英会話教室を取り入れていることもあり
    電話対応や取材で英語で対応しないといけないときに「学生の頃にもっと勉強しておけばよかった」と心から思ったから。(30代女性)

    日本の英語学習は読み書き中心で完全に受験を意識した英語だと思います。そのため、活きたコミュニケーションをするためには充分とは言えません。特にスピーキング能力が全然足りていないことに社会に出てから気づいたので、後悔しています。(40代男性)

    グローバル社会となり、日本だけで完結するような世の中ではなくなったことで、世界共通言語でもある英語は最低限会話できるように勉強をしておくべきだったと感じている。色んな分野で、必ず外国人が共に働き、自分も海外へ行く可能性も大いにある。そんな中、英語ができないことで、チャンスを棒に振ることも珍しくない。特に、ビジネス英語は見に付けたかった。(40代男性)

    英語は若いときは必要ないと思っていましたが大人になると仕事や旅行などで話せる方が有利だと感じるようになりました。年齢を重ねるとヒアリング力も衰えるそうなので学ぶならできるだけ早い方がネイティブな英語を習得できそうです。(40代女性)

    学生でも社会でも今の時代英語がとても重宝されているからです。英語ができれば、他の国の方との会話ができるなどといったメリットしか思い浮かばないからです。また、TOEICのスコアが高いからという理由で内定をもらう人も少なくないからです。(10代男性)

    TOEICなどのスキルが就職活動で大いに生かすことが出来るし、留学する際にも英語のスキルを見られることがあったから。私自身、英語が苦手なのであまりやってこなかったが、今思えば英語の勉強をやっておけばよかったなと思った。(20代女性)

    また、2位の「英語」も「お金の知識」の結果に劣らず全体の28.3%(146人/516人中)を占めています。

    就職活動時に有利」になったり「実際に職場で使うことになり学ばなければいけなくなった」といった理由が多く見うけられました。

    TOEICの点数が高いと内定をもらいやすかったり、職場で使用することになった際は「学生時にちゃんと学んでいれば楽だったのに」という意見があります。

    英語を学んでいた人の中には、「学校の授業では英会話ができるようにならなかった」という意見もありました。

    現在の日本でスピーキング力を養うためには、学校外での対策が必要そうです。

    「PCスキル」に関する回答

    近年、仕事の場面だけでなく、プライベートな場面でもパソコンを使うことが多くなっており、使えて当たり前、より詳しい知識より効率的に使うことのできるスキルを求められている。そのため、自分がやりたいと思ったことでもパソコンスキルが有ると無いでは広がりが違ってきてしまったから。
    仕事の面でも上司が出来ると思っていたことが出来なければ評価がさがってしまうから。(30代女性)

    ファッション関係の仕事に就きましたが、店舗を任される立場になってくると必然的にパソコンで作業する事が多かったです。商業高校だったので、ある程度は授業で習っていたのですがビジネスシーンで使えるスキル(プログラミング、Excel)をもっと勉強したかったです。(30代女性)

    仕事をする際に、パソコンの操作がかなり必要になりました。ExcelやWordの使い方をまったく知らなかったのでパソコンの作業を1から覚えなければならず、仕事も覚える作業がたくさんあったので、覚える量が2倍になり大変だと感じたためです。(40代男性)

    就職活動するのに、とても有利だと感じたからです。やはり、パソコンスキルはどの職業においても必須だと思います。学業も勿論、大切ですが、履歴書にどれだけ自分をアピールできるかということも、大切なことだと思うからです。(40代女性)

    今の時代パソコンはどの職種でも使用する機会が出てきますし、私生活でもインターネットを使っての調べものや申し込み等が当たり前になっています。ある程度の人並みな入力等の作業は出来ますが、他にもExcelやPowerPoint、プログラミングが出来れば、仕事の幅も広がりますので、学生の時にもっと勉強していればよかったなと思います。(20代女性)

    在宅ワークを始めた当初、パソコンスキルの低下に驚き一から学び直しをしました。時代と共にソフトやアプリも変化していくため、30代後半から新たな勉強を始めるのは腰が重くなっているように感じました。学生時代にもっとパソコンスキルを身に着け、将来どの分野に進んでも、更にはリモートワークに急に対応しなくてはならない場面でも順応できるスキルは必要だと後悔していてます。(30代女性)

    3位のパソコンスキルは、全体の15.5%(80人/516人中)を占めています。

    使えるのが当たり前の風潮」や「在宅ワークに必要」となってきた時代の背景もありそうです。

    Excel(エクセル)やPowerPoint(パワーポイント)はもちろんのこと、追加でできるパソコンスキルがあると重宝されるといった意見が見受けられます。

    これから先、在宅ワークが普及していく可能性を考えるとパソコンスキルがあれば働き方も自由に選択できそうですね。

    質問②「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」した理由は?

    質問②「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」した理由は?

    学生時代に学んでおけばよかったと後悔した理由 人数(計432人)
    社会人になって(職場で)必要となったから 145
    若い時の方が吸収力があるから 105
    社会人になると学ぶ時間が無くなるから 74
    就活や転職で困るから 49
    苦手意識がついてしまったから 25
    趣味や旅行で活用したいから 22
    その他 12

    「学生時代に学んでおけば良かったこと」の質問で、516人中432人(83.7%)が「お金の知識」「英語」「PCスキル」「コミュニケーションの取り方」を選択しました。

    この432人の意見の中で、学生時代に学んでおけばよかったと後悔した理由で多かった内容は下記のとおりです。

    学生時代に学んでおけば良かったと後悔した理由

    1位:社会人になって(職場で)必要となったから
    2位:若い時の方が吸収力があるから
    3位:社会人になると学ぶ時間が無くなるから

    「社会人になって(職場で)必要となったから」に関する回答

    今の時代、社会では当たり前の事ですが必ずと言っていい程会社などの職場に需要があるPC,そして家庭など日常生活の中でも「一家に一台」と言う需要があるPCで、これから先の時代は今よりもっともっと需要が増えて、「PC出来ないなんて。」と言われる時代になってしまうのだろうなと思います。今は小学生でもPCができる時代。中学生から必須科目でプログラミングを学ぶ時代。PCスキルを学ぶ機会があった時にもう少し取得しとけば良かったと後悔しています。(50代女性)

    現在、職場で英語でやりとりすることが多く、とっさのひと言が出てこず苦労しています。通訳を外部発注することも多いのですが、やりとりが円滑になるぶん費用もかさむので予算を無駄に使用しているのでは?と悩むことも多いです。(30代女性)

    昭和世代なので、まだまだ男女平等の感覚が薄く、気を付けていないと無意識に女性に上からものを言ってしまうクセがあるからです。なので、特に職場の女性からは知らないうちに嫌われていたりすることが多々ありました。(40代男性)

    お金に関する知識の一つとして、特に投資に関して。最近では学校で投資に関する授業がある様ですが、社会人なってからとても重要な知識の一つだと思うので、基本的なことを学校で生徒に教えることはとても大切なことだと思います。(50代男性)

    社会人になりお客様や目上の方、同年代の方と接する機会や恋愛でも機会が増えた為、学生の頃から様々なアルバイトやボランティア、部活動等積極的に行い、色々な背景・年代の方と接する機会を得られたらよかったなと思いました。(30代女性)

    社会人になって英語を使う機会が頻繁に増えたので、学生時代に少なくとも受験英語ではなく実用的な英語をもっと身につけておけば良かったと痛感しました。
    使えないと恥ずかしい思いをすることが結構な頻度であります。(30代男性)

    就く業種にもよるが、上司や顧客とうまくコミュニケーションが図れるに越したことはないので、学生時代からバイトやボランティアなど社会経験を通して幅広い人とのコミュニケーションスキルを磨いておくと良い。同じ能力の人たちと同じスタートラインに立った時、コミュニケーション上手い人は周りにかわいがられるし何かとひいきにしてもらえるので、社会に出た時、学生時代に積極的に人と関わっておけばよかったと思った。(40代女性)

    1位の「社会人になって(職場で)必要となったから」は全体の33.6%(145人/432人中)を占めました。

    中でも「お金の知識」に関しては必ず必要なものだから学校で教えてほしいという意見が多く、「英語」に関してもテストで点数を取れる能力より、実用的な能力を求められるようです。

    また、意外なことに「コミュニケーションの取り方」も職場で影響すると考える人が多く、学生時代からいろんな人と関わっておけばよかったという意見がありました。

    「若い時の方が吸収力があるから」に関する回答

    言語というのは年をとってからではなかなか習得できないものである。若い時ならばスポンジのような頭で単語や文法を腰を据えてしっかり勉強できるが、年を取り社会人になってからだとそのような時間も気力もなくなかなかできない。(30代女性)

    受験のための英語の勉強ではなくコミュニケーションとして英会話の勉強をもっとしておけばよかったと思います。間違ってもアクセントが違っても大人になってからより失敗が許される環境だし、覚える時間やヒアリングの良さが若いうちのほうが圧倒的に有利だと感じます。年齢を重ねるごとに覚えが悪くなり、覚えたことをわすれがちだから。自信を持てれば職業を決める選択肢も増えたと思います。(50代女性)

    学生のうちからパソコンスキルが身についていたら、就職した時にどこの会社に行っても使えるから。
    学生のうちからスキルが身についていたら、就職してもパソコンに慣れているので、覚えるのが早くなって役に立ちそうだから。(20代女性)

    色々な仕事をしてきましたが、今の時代、ほとんどの職種で多少なりともPCを使用する事が多いように思います。事務職でなくてもWordやExcelは使えた方がいいと経験上思いました。若いうちに学んだ方が覚えも早いと思うので。(30代女性)

    社会人になって仕事を覚えるにあたっても知識があるかないかではスタートダッシュに大きな差となるので、経済の知識が不足していた自身にとっては大きなハンデになりました。また、それを補うために時間を使うと実際の業務を覚える時間も減り悪循環でした。(50代男性)

    大人になってからリスニング等で覚えたりしていますが学生時代の方が頭にも入りやすく、こんなにも苦労せずに覚えられたのかなと思います。
    海外に行く機会があった時にまったく分からなくて苦労したので自分の子供達にはリスニングだけでもさせています。(30代女性)

    学生時代、特に10代のうちは吸収力が高く、記憶力に優れます。当時に覚えたことは今現在も覚えているか、一度忘れていても思い出すことが難しくない一方、最近に覚えたことはすぐに忘れます。そして、思い出すこともできなくなっています。英語の単語一つとっても、中学・高校で覚えた内容で英語をある程度理解できるものの、新しい単語を覚えられなくなっています。(40代男性)

    2位の「若い時の方が吸収力があるから」という回答は全体の24.3%(105人/432人中)を占め、英語やPCスキルに対する内容が多く見受けられました。

    大人になってから学生時よりも吸収力が下がったのを感じ、「若い時の方が今より楽に学べたかもしれない」と考える人が多いようです。

    「社会人になると学ぶ時間が無くなるから」に関する回答

    自分のために使える時間が多いのは学生時代だからです。社会人となり、結婚して子供もできるとなかなか時間も作れず、記憶力や行動力も低下するので、やはり若いうちに何事もチャレンジすることが大切だなと、つくづく思うからです。(40代女性)

    歳をとってからでも語学は学べると思っていましたが、やはり学生の頃のように多くの時間があるわけでもなく、家庭ができれば、それこそ自分の学びに使える時間はなくなりました。また、若い頃のように集中して学習することが難しいです。(30代女性)

    学生時代は、バイトや習い事など特にしておらず制限されることも無かったので自由な時間を過ごしていました。家庭を持ってしまうと子供との時間や家事で自ら学びたいなと思ってもゆっくりとした時間がとれないので大人になってからお金の知識が分からないのは恥ずかしいなと感じます。(30代女性)

    語学を学ぶにはある程度まとまった時間があると良いが、そういったまとまった時間をとることが社会人になると難しい。また、学校・大学等では勉強する意欲があれば、環境がある程度整っていたが、今はそれを確保するためにお金がいる。(30代女性)

    社会人で一人暮らしを始めると平日は仕事、休みの日は掃除や洗濯、ストレス発散等に時間を使い勉強する時間が取れない。通勤時間で勉強してみたが、あまり集中出来なかったので学生時代の時間があってかつ、勉強に集中できる時に学んでおけば良かったと思います。(20代男性)

    社会人になると時間がなくて、きちんと基礎から身に付けることが、大変だったからです。ワードはレポート作成で学生時代も使っていたので慣れていましたが、エクセルやパポなども学んでおけば良かったです。社会に出れば、たくさん学ぶことがあるので、PCスキルを学生時代に身に付けておけば、社会人になったときの負担を軽減できると思います。(40代女性)

    語学系の勉強は一日でも早い方が良いと思います。
    英語が喋れるだけで就職の幅も広がりますし海外旅行も安心して行けます。語学の勉強は根気が必要なので、時間が取りやすい学生時代が一番勉強に集中できると思います。(20代女性)

    3位の「社会人になると学ぶ時間が無くなるから」に関しては、社会人になると休みの日は家事やストレス発散などに、家庭を持つと子供に時間をとられてしまうため、一番時間があるのは学生の時だったと感じる人が多くいました。

    特に語学の勉強は時間がかかるため、まとまった時間が取れて集中できる学生時にやっておくのがいいという意見が多数あります。

    質問③「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」する場面・タイミングは?

    質問③「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」する場面・タイミングは?

    学生時代に学んでおけばよかったと後悔する場面・タイミング 人数(計516人)
    ビジネス 223
    就活・転職・退職 89
    知識のなさを感じたとき 68
    コミュニケーションが必要な時 37
    こどもに教えられない時 34
    旅行 25
    作業をするとき 22
    大学の授業 10
    高校・大学受験 8

    「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」する場面・タイミング

    1位:ビジネスシーン
    2位:就活・転職・退職
    3位:知識の狭さを感じるとき

    学生時代に学んでおけばよかったと後悔する場面について質問をすると、全体の約43.2%(223人/516人中)が「ビジネスシーン」と回答し、次に多かった回答は「就活・転職・退職シーン」(17.2%:89人/516人中)でした。

    このような結果から、社会に出てから後悔する場面が増えてくるといえます。

    中には「子供に勉強を教えられないとき」「海外の方とコミュニケーションが全くできない」などの「知識の狭さを感じるとき」の意見もあったので、ビジネスシーン以外にも学生のうちに学んでおけばよかったと感じる方もいました。

    「ビジネスシーン」に関する回答

    仕事で海外顧客担当になりました。そして、毎週アメリカのお客様とオンラインミーティングをするようになりました。当然、会話の中で質問や論議になることが多いですが、全然言いたいことが言えず、自分のスピーキング力のなさを痛感しました。(40代男性)

    大学卒業後、企業に就職した時。ほとんどの会社でパソコンを使い、エクセルやワードなどを使って作業をすることが多いため、いかに効率よく仕事ができるかが大事になってきた。スキルがあったらもっと仕事が早くなるのに‥と後悔した。(20代女性)

    会社の上司や取引先など、対面で仕事をする上ではだいたいの人はコミュニケーション能力が必要だと感じると思う。また、相手の人柄を読み取る能力が高ければ、指示を出す役職についても上手く立ち回れると思う。相手が不快な思いをしない。(30代女性)

    後悔する場面は、仕事でネットミーティングを海外の方とするときに、英会話のできる方が 片言でも会話をして業務を進行している時に、かっこいいし、素晴らしいですね。 発言ができない自分自身が不甲斐ないなあと後悔してしまう。(50代男性)

    職場で、仕事時間に仕事を円滑に進める場合ももちろんそうですが、休み時間などに職場の方とコミュニュケーションが上手くとれないと気まずい雰囲気になってその場に居にくい感じになってしまったことがあり、学んでおけばよかったなと後悔しました。(30代女性)

    社会人になり、所属する部署で扱う商品の取引先が海外のメーカーであることが多く必然的に英語のメールや会議が設定されるため英語が苦手なので必然的に訳すのに時間がかかったりして仕事の進むペースがなかなかあがらない。(20代男性)

    仕事でパソコンを使う事がほとんどですので毎日感じていますが、特に締め切りの近い文書を作成しなければならない時に焦りを感じます。どんどん新しい仕事がくるので常に時間との闘いでなので、自分の時代にもパソコンを学べる授業がもっとあれば良かったと思います。(40代女性)

    検収、粗利など基本的な会計・経済用語がわからず、請求書や見積書の作成に時間を要しました。また、客先との会話の中で経営に関する話題を振られた時に、基本的な用語や仕組みが理解できず、取引先から呆れられた経験があります。現在税理士を目指していますが、学生時代に事前知識をつけておけば早めに勉強を進められたと公開しています。(20代女性)

    まず、ニュース番組に全くついていけない。大人になると知っているのが “当たり前” という程で話が進むことがよくある。
    特に会社の上司との会話の中で、今の日本の経済に関する話題が多く出てくる時に知っているようなふりをしなくてはならない。(30代女性)

    「学生時代に学んでおけば良かったと後悔」する場面・タイミング1位の「ビジネスシーン」では、英語やパソコンスキルの使用頻度の多さが分かる回答が多数を占めました。

    特に英語が必要となるシチュエーションで出てくるのが、「海外の人とのオンラインミーティング」でした。

    海外の人と行うオンラインミーティングでは、「英語」と「パソコンスキル」の両方が必要となりますね。

    ビジネスにおいて「英語」と「パソコンスキル」は重要な項目であることが多そうです。

    「就活・転職・退職」に関する回答

    働き続けて、毎月お給料を頂けていましたが、家庭の事情により退職をすることになりました。
    毎月のお給料がなくなることは恐怖です。若いころから少額でも投資や貯金をしておき経済力を持ち、経済的に余裕があることは精神的余裕に直結すると痛感しています。(40代女性)

    市役所での申請や、仕事を辞めた時に何を申請すればお金がもらえるのか調べないと分からないとき。申請すれば貰えるお金があったのに、申請しなかったために貰い損ねたものがあるので、あの時知っておけば家計の足しになったのでとても悔しい。(20代女性)

    出産のタイミングで退職をしてしまったのですが、失業保険についてのことをもっと詳しく知っておけばよかったと思います。
    また、産休育休をとるかとらないかで、どれだけもらえるお金が変わってくるのかも、実際妊婦になってから学ぶのは難しいので、早くに知っておけばよかったです。(30代女性)

    就職するときに資格があれば面接に受かりやすくなるので、色々な資格を時間が多くある学生時代に取っておいて
    就職するのに職種の幅を広げることが出来るので就活するときになってもっと資格を取っておけばよかったと思いました。(30代女性)

    履歴書に書くことができる資格で、即戦力となるアピールができたので就職活動の期間も短縮できと思います。パソコンの資格をすでに取得していた友人がすぐに就職が決まったポイントになっていると言っていたからです。(40代女性)

    転職を考えて求人サイト等を見たときに、条件の良い求人があっても応募条件が大卒であったり資格が必要なものが多い。また、副業について調べたときも、専門知識があった方が選択肢が多くなるのでもっと勉強しておけばよかったとよく思う。(30代男性)

    転職をしたいと考えたときに、もし公務員試験の勉強をしていれば、公務員に転職できるのになと後悔しました。公務員試験のテキストを見てみたものの、独学ではかなり難しいことが分かりましたし、公務員試験の学校に入るお金も時間もなかったからです。(30代女性)

    2位の「就活・転職・退職」では、就活の際に履歴書でアピール欄に記載できることがなく困ったり、転職の際に資格が必要な職種があると困るといった意見がありました。

    また、退職時にこれからの収入面を考えたりもらえるお金のことを調べる際に、学生時に学んでおけば良かったと感じることがあるようです。

    「知識の狭さを感じるとき」に関する回答

    仕事において、英語でコンセプトとか言われた時にパッと出てこないので、いちいち調べないと理解できない、そこが年齢を重ねてて恥ずかしいと思います。立場的にも聞けず、さっと調べて乗り切るしかないので学生からしっかり学んでおけばよかったなと思います。(40代男性)

    大学卒業後に会社に就職しましたが、上司や同僚との会話の中で税金の話や給料の話がよく会話にあがっていました。知識がないので中々会話の中に入れず、また分からないとも言えないので相づちをうってその場をしのぐ事が多くありました。
    また、いろいろな制度を知っておけば損しなかったのになと思う事もたまにあります。(30代女性)

    歳を重ねる毎に無知なことが恥ずかしく聞きづらくなる。具体的には、税金、保険、固定費など大人になっていくにつれて自分が管理して払うお金がどんどん増え、放っておいたり、管理を怠ったりすると、自分が困ったり、余計にお金がかかったりする為、学んでおけばよかったと後悔すると思いました。(30代女性)

    博学な上司と話をする時に、理解が及ばない時があります。そういった時に、自分の知識の狭さや小ささを感じ、とても恥ずかしい気持ちになります。博学な方、見識の広い方は、やはり読書量が全然違うように思います。(30代女性)

    海外旅行先で、英語で会話が全くと言っていいほどできず、恥ずかしい気持ちになるときです。主人はそこそこ英会話ができるので、その様子を見ながらなおさら自分の能力不足を感じさせられてきました。英語で受け答えで着れば、日本にいてもそれだけ自分に自身が持てそうです。(50代女性)

    子供の英語成績がクラスで一番なのですが、子供に英語が解らない事を知られるのが少し恥ずかしいです。子供はタブレットゲームのマインドクラフトのコマンドで英語を覚えました。コマンドで自分の家や技を作れるみたいで、独学でやっているうちに覚えたみたいです。(40代女性)

    新社会人になったばかりの今どきの若い人たちが「積み立てNISA始めました」とか「iDeCoに興味があります」とか言っているのを聞くと、自分はその年代の頃に何も考えてなかったなと恥ずかしくなってしまう。少なくともその時期から興味を持っていれば、今になってお金に余裕がなくて困る可能性は少なかったと後悔ばかりしている。(40代男性)

    3位の「知識の狭さを感じるとき」と答えた人は全体の13.2%(68人/516人中)を占め、知識がなく恥をかいた経験を回答してくれました。

    若い部下に教わることになったり、自分の子供よりできないことがあると恥ずかしい思いをしたり、仕事上知っていて当たり前の知識が分からないとついていけず苦労することもあるようです。

    また、英語や税金の話に限らず、知見の広さを読書で補っておけば良かったという意見もありました。

    質問④:学生時代に学ぶ必要のなかったことは?

    質問④:学生時代に学ぶ必要のなかったことは?

    学生時代に学び必要のなかったこと 人数(計516人)
    なし 115
    数学 70.85
    理科・物理 51.25
    英語・第二言語 36.05
    単位を取るためだけの授業・自分本位ではない学び 36
    古語・漢文 34.1
    芸術 25.8
    歴史・地理 22
    コミュニケーション 16.5
    遊び・ゲーム・ギャンブル・酒・恋愛 16
    道徳・哲学・倫理・心理学・宗教学 13.6
    体育 13
    経済・経営 12.25
    アルバイト・サークル・部活 11
    パソコンスキル 10.8
    資格 8
    その他 23.8

    学生時代に学ぶ必要のなかったこと

    1位:ない
    2位:数学
    3位:理科・物理

    「学生時代に学ぶ必要のないこと」の回答として、「ない」が全体の22.3%を占め圧倒的に1位となりました。

    また、「数学」と「理科・物理」は1人から複数選択して回答されていることが多く、合わせて全体の23.7%を占めています。

    尚、「ない」と答えた方の中にも「強いて言うなら数学と理科」と答えた方が多く、半分近くの方は「数学」と「理科」の必要性を感じていない可能性があることが分かりました。

    「ない」に関する回答

    どんなことも人生に無駄なことは無いと考えるタイプですが、学校のテストで点数を取るための勉強はほどほどでよいのだと思います。100点を目指すのではなく、70点くらいを目指す感じで。その分浮いた時間を他の人たちと交流したり遊んだりする時間にあてる方が有意義ではないかと思います。結局人は一人では生きていけないので。(30代女性)

    学んで後悔した事は一つもないと思う。何を学んでいても、自分自身の糧になるし努力をつける癖づけにもなるからこれを学んで必要がなかったなと思ったことは一度もない。学べる機会があるものは積極的に学ぶべきだと思う。(30代女性)

    学ぶ必要がなかったことはなかったと思っている。どんなことでも今に少しはつながっていると思うからだ。しかし、時間があったのだから、ぼんやりせずに、もっといろいろなところへ行き、いろいろな体験をしても良かったかもしれない。(30代女性)

    学生時代に学ぶ必要のなかったと感じるものはない。ただ、物事の優先順位をつけるべきだったと思う。自分の興味を優先したので、後から先に就活に関する講義をとった。しかし、就活の下準備にも時間が必要なので将来に関するものは先にとっておいた方が良かったと感じた。(20代女性)

    おそらく、学ぶ必要がないというものはないと思う。頭を使い柔らかく物事を考えるには若いうちは色々な勉強ぐ必要だと思う。しいていえば、どの用途の時に使うようになるか、なにを知っていたら有利かが分かっていればもっとやる意味はあると思う。(40代男性)

    学ぶ必要はなかったと思うことは、一切ありません。どんなことでも、将来に応用して使えます。経験があるのと、似たような経験があるのと、まったく経験がないのでは心構えから違います。今までしてきたことは、すべて今に繋がっています。(30代女性)

    特にありません。働くようになってからは仕事で必要なくても上司や同僚との話題のネタになりましたし、そもそも勉強は脳の運動の一環だと私は思っているので社会人になってから使わなくても必要のない勉強は無いと思います。(40代男性)

    学生時代に学ぶ必要のなかったことの答えとして一番多かったのは「ない」でした。

    どんなことも経験しておくことで自分の糧になるといったポジティブな意見が多く、使わなそうなものでも似ている思考法で応用ができるといった回答がありました。

    中には注意点について触れている意見もあり、将来に必要なものや興味のあることなど優先順位をつけて取り組んだ方がいいという回答も多くあります。

    「数学」に関する回答

    公式を使って解く、数学や化学の難しい問題は学ぶ必要がなかったと思います。なぜなら、今の生活では全く必要がないからです。高校時代に選択教科で数学をとったが、英語を勉強しておけばよかったと後悔しています。(40代女性)

    数学でしょうか。学生時代、数学と社会の歴史がとにかく苦手で、成績が悪かったのですが、日本史や世界史を全然知らずに社会人になって恥をかくことがたくさんありました。ですが、数学が苦手で恥をかくことはなかったので、あまり必要なかったと思います。算数さえできてれば私には充分でした。(30代女性)

    数学は専門にしなければ別に中学、高校までで習ったことを大学で使う訳でもないので意味はなかったのかなと思います。四則演算はやった意味があると思いますが、三角関数とかベクトルとかは生活で使うことは皆無です。(10代女性)

    数学はあまり社会に出ても必要性を感じません。足し算引き算や掛け算割り算ができれば日常生活に困らないと思うからです。方程式やグラフは社会人になって役に立ったことはないです。実際に学生時代に役に立つのか疑問でした。(40代女性)

    数学の色々な式を使った計算方法。知っていても大人になってから使う場面などない。知っていても意味がないと感じる。頑張って勉強したが役に立ったと思ったことがない。足し算、引き算、掛け算、割り算くらいわかっていれば生きていく上で問題はない。(20代女性)

    数学です。四則演算など、基礎的なことは理解してなければいけません。しかし、全くといって良いほど、日常生活で難しい数学を使う場面はありません。テストの点をとるための勉強は重要ですが、必要以上に勉強を頑張る必要はないと思います。(10代女性)

    学生の頃は数学が苦手でとても苦労したが、社会人になってからは基本的に仕事中は電卓を使うし、便利なアプリやソフトなどを使って計算を全て任せることができるので、無理してまで数学を頑張る必要はなかったと思う。(20代女性)

    2位の「数学」は全体の13.7%(約71人/516人中)を占め、足し算や引き算などの四則演算以外は使うことがないという意見が多かったです。

    選択授業をとっていた人は、代わりに英語をとっていた方が良かったという回答もあります。

    数学を主に扱う職種は限られているため、将来自分がどの職業に就きたいかを考える必要がありそうです。

    「理科・物理」に関する回答

    理科はあまり必要なかったかなと思います。理科を必要とする専門職を目指すなら別ですが一般的な日常生活や会社の仕事において、理科を必要とする場面はあまりありません。理科は最低限の基礎くらい学んでおけば良いと思います。(50代女性)

    理科です。知識としては全く生活する上で役に立ってはない、使っていないような気がします。小学生レベルの知識は一般常識としては覚えておくに越したことはないですが、高校レベルの知識は全く使ったことがないです。(20代女性)

    理科(化学や物理など)。学生時代は誰もが必須で学ぶけれど、研究者や開発者を目指さない限り、理科で学んだことを活かすことはほとんどない。知識がほとんどなくても、日常生活で困ることはほとんどなかったため。(20代女性)

    理科。理科に関わるようなことは私の生活上なかなか見当たらない。
    「暖かい空気は上にいく」とか「物が燃える時に二酸化炭素が発生する」とか、一般常識的に身についている知識はあるが、
    私の人生上、そこまで役に立った出来事は起こっていない。(30代女性)

    理科。授業が難しかった印象があり、苦手な教科でもあったが、社会に出て役に立ったことはない。高校に入って文理を選ぶことはできて取らなかったが、中学で学んだ知識や色々な計算式も思い出したこともなければ使ったこともない。職業柄必要である職種もあると思うので中学から選択制でいいと思う。(20代女性)

    理科は今のところ使う機会がないので学ぶ必要はなかったかなと思います。確かに進路とか決める際に理科を勉強していたから理系に行ったということはありますが、社会に出てから理科の勉強にあまり出会ったことがないので必要ないかなと思いました。(30代女性)

    理科の授業です。学生時代を終えて理科の授業で学んだ知識は何一つ使ってません。なんで学んだのか社会に出てから何一ついらない知識でいまだに理科の授業がなくならないことが不思議でたまりません。学生時代も理科の授業がなかなかよくわかりませんでした。(20代男性)

    3位の「理科・物理」は全体の約10%(約51人/516人中)を占め、2位の「数学」と同様に日常生活で使うことがないという意見が多く見受けられました。

    研究者や教員などの専門職でない限り必須ではないため、中学から選択授業にすべきとの声も挙がっています。

    質問⑤:【後悔しないために】学生時代のあなたへ一言アドバイスを告げるとするなら?

    質問⑤:【後悔しないために】学生時代のあなたへ一言アドバイスを告げるとするなら?

     

    学生時代のあなたへ一言アドバイスを告げるとするなら 人数(計516人)
    勉強を頑張ってほしい 217
    何事にも興味を持って挑戦してほしい 113
    時間を大切に 107
    スキルをつけよう 44
    今のうちに遊んでほしい 35

    【後悔しないために】学生時代のあなたへ一言アドバイス

    1位:勉強を頑張ってほしい
    2位:何事にも興味を持って挑戦してほしい
    3位:時間を大切に

    「勉強を頑張ってほしい」に関する回答

    英語が苦手だからって英語から逃げるのではなく、スマホを使うなど机に使わなくてもいいから英語の勉強を少しでいいから毎日した方がいいよ!寝るまでに単語を毎日絶対10個は覚えるとかそこからでいいから始めて欲しい!(10代女性)

    日ごろから、社会情勢が激変しています。この先はどうなるかわからないですが、今いる立場で一生懸命頑張って生きていきましょう。そのうえで、何が必要なのかを明確にして勉強してみると身に染み必要になると思います。(20代男性)

    わからなくて嫌になると思いますが、せめて英語だけは勉強を頑張っておくべきです。
    これからインバウンドのお客様が増え、英語や中国語を話せる人が求められます。また、海外旅行するときも、英語かわからないととても不便です。
    勉強せず、いずれ辛い思いをするのは自分です。英語だけでも頑張ってください。(10代女性)

    もし何か目指したい職業や企業があるのであれば、そこで使うことになるものや役立つ資格を勉強・取得しておけば
    入社し社会人をしていく上で大変な強みになると思います。
    社会人は時間も思うように取れないので今がおすすめです。(30代女性)

    とにかくお金の勉強をしなさい!と言いますね。
    何からでも良いので、税金でも保険でもとっかかりはなんでもいいのでとにかくお金に関係するすることは片っ端から勉強しなさい!とそして、成功している人と交流する努力をしなさい。とアドバイスします。(50代男性)

    『おい、そこで何を遊んでいるのだ。勉強をしろ!。卒業後、困るのは自分自身だ。資格を取れ!、女の子と遊ぶのは程々にしろ!。ライバルは皆、勉強をしているぞ!。授業をサボってバイトに行くな!。就職活動に泣くのはアンタだ!』と言ってやります。未来の姿が悲惨な状態が分かれば過去の自分は勉強をすると思います。(50代男性)

    自分の学びたいことを突き詰めて勉強してほしい。好きなことを勉強してほしい。親や大人から言われたことが全てではない。自分の人生なので自分のしたいように生きてほしい。やりたいことは今しかできないから時間を大事に過ごして欲しい。(20代女性)

    【後悔しないために】学生時代のあなたへ一言アドバイスの1位はやはり「勉強を頑張ってほしい」が全体の42%(217人/516人中)を占めました。

    「英語」や「投資」に関する勉強をしてほしいという意見と同じくらい、「自分の好きなこと」や「興味のあること」などの「自分本位」の勉強をしてほしいという意見が多かったです。

    親から言われて勉強するのではなく、自分の人生設計をして必要だと思うものを考えて学ぶことが重要だと感じている回答者が多くいます。

    「何事にも興味を持って挑戦してほしい」に関する回答

    日常的に知識として役に立つものは確実に英語だと思います。仕事でも旅行に行くにもとりあえず英語ができるということが必ず強みになります。ただ数学にしろ他の教科にしろ知識としては使わないかもしれませんが、問題を読んで考えるというこの行動は必ず生活には役にたっていると思います。どこかで役に立つと思って今を後悔しないようになんでも挑戦してみてください。(20代女性)

    学生時代にできることは、何でも挑戦してほしい。社会に出ると、友だちと時間を合わせて会うことも難しいし、一人暮らしを始めれば家事に仕事に残業、休日出勤、子どもが産まれれば24時間体制で育児と、自由な時間どころか睡眠時間もろくにない。学費や将来のための貯金もいいけど、旅行に行ったり、おいしいものを食べたりともっと遊んでほしい。(30代女性)

    色々な経験をすることは、なに一つ無駄にはならないと思います。まずは積極的に挑戦してみることが大切だと思います。それを続けることによって、知らず知らずスキルが身に付いたり、自分のやりたい事が見えてきたりすると思います。(60代男性)

    嫌々過ごすより、ほんのちょっとのことでもいいから楽しいことを見つけながら過ごしてみてください。今振り返ってみると、もっとこれに挑戦してみたらよかったと思うことがたくさんあります。あなたはいろいろなことが経験不足です。(30代女性)

    学生時代に無駄なことだと思っていても、どんな未来が待っているか分からないから興味を持ったことや周りの大人の意見を素直に聞き入れいろんことに挑戦して欲しい。失敗してもそれも学びなのでチャレンジしてください。(40代女性)

    周りの人から「これが向いている」とか逆に「あなたには向いていない・できない」と言われたとしても興味があればチャレンジしてみるべきです。
    やってみてダメだったとしても落ち込まずに次にどんどん挑戦することは無駄にはなりません。
    将来世界のどこで生活しても・何があっても自分にはこの技術があるから食べていける、というようなものを探してください。(30代女性)

    学生時代にもっといろんなことに挑戦しておいた方がいいですよ。興味を持ったらまずは挑戦することが、今後の自分のステップアップは視野を広げることにつながります。怖がらずに、自分の興味に素直に行動してください。(40代女性)

    2位の「何事にも興味を持って挑戦してほしい」に関しては全体の21.9%(113人/516人中)を占め、「挑戦=経験を積んでほしい」という意味が含まれており、大人の意見も聞きながら失敗しても許されるうちにたくさん挑戦すべきという意見が多数ありました。

    大人の意見のうちに将来必要なことがあったりするので、将来自分に必要なものを参考にしながら決められるといいですね。

    「時間を大切に」に関する回答

    何もしない時間を作らない。悩んだらとりあえず何事も挑戦してみるべき。挑戦して失敗してもそれが経験や知識となって将来の何らかの選択の場面で案外役に立つこともある。バイトはダラダラと適当にするよりも目的をもってした方が得るものが多い。(30代女性)

    とにかく時間があるうちに遊んでほしい。
    やりたいと思って迷ったら挑戦してほしい。
    インターン、企業説明会などは、今後社会に出ると得ることが難しくなる情報を簡単に得ることが出来る場であるため、楽しんで参加してほしい。(20代女性)

    自分のために使える時間は学生時代が一番多いと思うので、今の時間を大切にして有効利用しよう。
    何事も経験だから、失敗を恐れず前向きに取り組んでいこう。そのために使った時間と労力は決して無駄にはならず、全てあなたの一部になるよ。がんばって下さい。(40代女性)

    学生時代には想像もつかないほど、社会人というのは時間がないものです。子どもが産まれると尚更です。今のうちに自分の人間的魅力、見識を拡げるためにも、様々な経験や考え方に触れてみてください。その1つとして、読書はとてもおすすめです。(30代女性)

    学生時代は、自由な時間がある貴重な期間だと思います。友達・恋人と遊んだり、勉学に励んだり、趣味やバイト、サークルなどに時間を費やしたりと何でも自分のために好きなことをするべきだと思います。そして、様々な経験を積み重ね、なりたい自分をイメージしていってください。(20代女性)

    学生はたくさん時間があり、余裕もあるのでどのような働き方をしたいか考えて、その働き方を実現するためには何のスキルを身につければいいのか考えたら良いと思います。そうすることによって、理想の社会人生活ができるも思います。(20代女性)

    とにかく何に対しても一生懸命に時間を有意義に過ごしてほしい。特に、グダグダとベッドに一日中いるようなことはマイナスでしかないので、出来る限り外に出て、社会を見てほしい。また、色々な人に会い、経済やお金や生活の話を意識して情報習得してほしい。(40代女性)

    3位の「時間を大切に」は全体の約21%(107人/516人中)を占め、時間があるうちに「遊んでほしい」「挑戦してほしい」という意見の二手に分かれました。

    社会人になると時間が無くなるため、遊べるうちに遊び、必要なスキルや経験を前もって習得してほしいといった意見が多いです。

    学生時代に学んだ方が良かったことのアンケートまとめ

    今回のアンケートで分かった結果をまとめると下記のようになります。

    • 学生時代に学んでおけばよかったことはお金の知識」「英語」「PCスキル」
    • 学生時代に学んでおけば良かったと後悔した理由は「社会人になって(職場で)必要となった」から。
    • 学生時代に学ぶ必要のなかったことは「なし」、強いて言うなら「数学」と「理科・物理」
    • 将来後悔しないためには「時間を大切に」し「何事にも興味を持って挑戦」、人生設計をして実際に必要な自分本位での「勉強を頑張ること」

    わんぱく教育カンパニー(https://www.meigakukan.co.jp/media/)では、子どもの知育や通信教育、英会話など学習に関する正しい情報の発信を行っています。

    ※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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