「高校受験の準備のために、無料で受けられる模試を知りたい」
「模試の効果的な活用方法が分からない」
教育費の支出を抑えるために、中学生が受けられる無料の模試を探している人も多いでしょう。
無料の模試にはさまざまなレベルの中学生が参加するので、自身の力を測る良い機会になります。
そこで今回は、中学生が受けられる無料の模試を厳選してご紹介します。
実際に受験した人の口コミも紹介するので、無料の模試を選ぶときの参考にしてください。
出典:進研ゼミ公式HP
進研ゼミ中学講座は、都道府県の入試傾向を踏まえた受験対策ができます。
入会すると中学3年生の4・8・11月号で「合格可能性判定模試」が受けられ、緊張感をもった受験練習が可能です。
中学1年生・2年生でも「全国統一実力診断マークテスト」が受験できます。
学年問わず、無料で模試を受けられるのですごく魅力的な通信教材でしょう。
資料請求も無料で行っているので、この機会にぜひ利用してみてください。
中学生向け模試を無料で受験できるおすすめサービス6選!
中学生向け模試を無料で受験できるおすすめサービス6選を、以下の一覧表にまとめました。
※タップで詳細ページにスクロールします。
主催 | 名称 | 受験場所 | 受験回数 (年間) |
対象 |
進研ゼミ | 合格可能性判定模試 | 自宅 | 3回 | 中学3年生 |
Z会 | 学力診断テスト | 校舎 | 数回 | 中学1・2年生 |
東進ハイスクール | 全国統一中学生テスト | 校舎 | 2回 | 中学1〜3年生 |
早稲田アカデミー | 学力測定テスト | 校舎 | 3回 | 中学1〜3年生 |
ティエラコム | ティエラEXオープン模試 | 校舎 | 3回 | 中学1〜3年生 |
臨海セミナー | 臨海公開模試 | 校舎、自宅 | 数回 | 中学1〜3年生 |
受験対策など無料模試を受ける目的を明確にして、活用できるものを選びましょう。
【進研ゼミ・合格可能性判定模試】都道府県の入試情報を反映したテストが受けられる
(出典:進研ゼミ公式HP)
進研ゼミの合格可能性判定模試は、都道府県の入試傾向を踏まえた効率的な受験対策ができる模試です。
受験するためには進研ゼミへの入会が必要ですが、年間を通してさまざまな模試と充実した教材が利用できるためコスパが高いと言えます。
中学3年生は4・8・11月号で「合格可能性判定模試」を受けられるので、緊張感を維持して受験まで勉強が可能です。
中学1年生や2年生は「全国統一実力診断マークテスト」を受けられるため、早い段階から試験に慣れるトレーニングができるでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | 【進研ゼミ利用料金(中三受験講座)】 入会金:無料、受講料:1ヶ月7,520円〜 |
内容 | 都道府県の入試傾向を踏まえた模試で、志望校の登録も可能 |
対象 | 中学3年生 |
受験場所 | 自宅 |
受験回数 | 年3回 |
※表示価格はすべて税込です。
進研ゼミ中学講座の口コミが気になる方は、以下記事も併せてご確認ください。
進研ゼミ中学講座の口コミはこちら!
【Z会・学力診断テスト】カウンセリングも受けられる
(出典:Z会公式HP)
首都圏のZ会で受けられる学力診断テストは、模試の結果を踏まえたカウンセリングを利用できる模試です。
中学1年生〜新中学3年生が対象のため、中学3年生になる前に定期的な学力の測定ができます。
模試以外にも「高校入試研究会」など無料イベントが充実しているので、受験について役立つ情報を収集可能です。
中学3年生向けの適正診断は筆記に加えて生活全般についてもヒアリングされるため、点数だけでは判断できない志望校への適正が分かるでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | ー |
内容 | 学力診断テスト:受験する時点までのすべての学習範囲を測定する模試 公立トップ高受験適性診断:現段階での公立トップ高受験の適性を診断 |
対象 | 学力診断テスト:中学1・2年生 公立トップ高受験適性診断:中学3年生 |
受験場所 | 指定された校舎 |
受験回数 | 年に数回 |
カウンセリングも利用できる!
Z会中学生向けコースの
公式サイトをみる
【東進ハイスクール・全国統一中学生テスト】年2回無料で受験できる
(出典:東進ハイスクール公式HP)
東進ハイスクールの全国統一中学生テストは、5月(6月)と10月(11月)の年2回無料で受けられる模試です。
受験後の診断レポートには大問・難易度別成績や教科・単元の学習アドバイスがあるので、弱点を補いながら効率的に勉強できます。
公式サイトから自己採点用紙や解答解説をダウンロードして、1つひとつ丁寧に問題の振り返りが可能です。
東進ハイスクールの会場などで受験でき、試験会場の緊張を体感できるので受験の練習にも役立つでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | ー |
内容 | 中学1・2年生:学習指導要領に沿った学習範囲 全学年統一部門:中学履修全範囲 |
対象 | 中学1〜3年生 |
受験場所 | 東進ハイスクール・東進衛星予備校各校舎など |
受験回数 | 年2回 |
【早稲田アカデミー・学力測定テスト】東京を中心とした範囲で実力を判定できる
(出典:早稲田アカデミー公式HP)
早稲田アカデミーの学力測定テストは、東京都内を中心とした首都圏での実力を判定できる無料の模試です。
国語・数学・英語を受験でき、成績帳票を即日返却されるので結果を待たされるストレスがありません。
学習内容は受験する時点までに習った内容すべてのため、総合的な学力の定着と入試への対応力を測れます。
「必勝志望校判定模試」など塾生以外が受けられる無料の模試も多く準備しており、試験の雰囲気に慣れる場としても活用できるでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | ー |
内容 | 受験する時点までのすべての学習範囲を測定する模試 |
対象 | 中学1〜3年生 |
受験場所 | 早稲田アカデミー各校舎 |
受験回数 | 年3回 |
【ティエラコム・ティエラEXオープン模試】年3回受験できるので実力の変化が分かりやすい
(出典:ティエラコム公式HP)
ティエラコムのティエラEXオープン模試は、5月・10月・2月の年3回開催されており実力を定期的に測れるテストです。
成績診断分析に基づく個別学習相談会を無料で受けられるため、学習方法や進路について悩みを相談できます。
累計80万人以上の豊富なデータによる詳細な学力分析により、志望校に対して自身の位置を把握可能です。
受験1ヶ月後に「解き直し会」へ無料で参加することで弱点を丁寧に補えるので、効率的に勉強できるでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | ー |
内容 | 受験する時点までのすべての学習範囲を測定する模試 |
対象 | 中学1〜3年生 |
受験場所 | 校舎 |
受験回数 | 年3回 |
【臨海セミナー・臨海公開模試】内申点と模試の点数を総合して志望校判定ができる
(出典:臨海セミナー公式HP)
臨海セミナーの臨海公開模試は、学校成績と面接を含めた受験に近い特色判定ができるテストです。
一対一の進路面談を用意しており、志望校や学習方法についての悩みを解消できます。
校舎と自宅で受験場所が選べるので、遠方に住んでいる中学生にもおすすめです。
偏差値に応じた奨学生制度があり、試験結果次第では通常授業料が最大全額免除になる可能性があります。
「神奈川統一模試」など塾生以外が利用できる無料模試を多く準備しているので、定期的に自身の実力を試せるでしょう。
受験料 | 無料 |
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諸費用 | ー |
内容 | 受験する時点までのすべての学習範囲を測定する模試 |
対象 | 中学1〜3年生 |
受験場所 | 自宅、校舎 |
受験回数 | 年数回 |
中学生が無料模試を受験するメリット
無料模試を受験するメリットは、以下の通りです。
本番の入試に向けて、それぞれのメリットを最大限に活用しましょう。
教育費が安く済む
無料模試のメリットは受験料がかかならいので、教育費を抑えられる点です。
1年間に1回5,000円の有料模試を3回受けると15,000円の費用が発生し、中学3年間に毎年受験すれば交通費も含めて合計45,000円以上の経費がかかります。
模試の費用を抑えれば最新の問題集やタブレット教材を購入するなど、有意義にお金を使えるでしょう。
追加料金なしで個別相談や解き直し会などのオプションも活用できるので、学習の課題や悩みもお得に解決できます。
実力を判断できる
個人成績表や志望校判定を通して、現在の実力を把握できるのも無料模試のメリットです。
決まった人しか受けない塾などのテストとは異なり、さまざまな中学生が参加するためいつもとは違った角度から実力を判断できます。
何となく考えていた弱みと強みを客観的に理解でき、強化すべきポイントを把握できるので対策を立てられるのも魅力です。
ただし偏差値や志望校判定は一時的なものであり、結果は参考程度に確認してモチベーションを下げないようにしましょう。
本番と同じ雰囲気を経験できる
無料模試のメリットは緊張感を味わえるので、本番と同じ雰囲気を体感できるところです。
他人に囲まれた状態で制限時間内に初めての問題を解き切る必要があり、模試を繰り返すことで緊張する中でも実力を発揮できる力を養えます。
模試に向けた計画的な勉強が求められるため、入試直前のシミュレーションも可能です。
会場までの移動時間の使い方や食事のタイミングなども疑似体験できるので、入試当日のリズムもつかめるでしょう。
【中学生用】無料模試の活用方法
無料で受けれる模試の活用方法は、以下の通りです。
結果に一喜一憂することなく模試を上手く活用して、効率的に学力アップを目指しましょう。
解説を見ながら復習する
解答解説を見ながら丁寧に復習することで、正しく問題を解ける力が身につきます。
正解した問題だったとしても誤解している可能性もあるので、次に類似問題が出された場合に正解できるとは限りません。
解説を読むことで出題意図や解き方の理解を深められるため、短時間で問題を解けるようになります。
1回目の復習は模試の当日や成績表が返却された日などできるだけ早めに行い、記憶が鮮明なうちに疑問を解消しましょう。
できなかった原因を把握する
不正解だった原因を把握することで、根本から弱点を改善できます。
できなかった問題を蓄積したオリジナルの問題集を作れば、弱点を重点的にカバーできるので効果的です。
不正解の問題は自力で解けるまで何度も取り組むと、類似問題が出ても正解できるようになります。
正解しても時間がかかった設問はつまづいたポイントを整理しておけば、今後スピーディーに解けるようになるでしょう。
時間を置いて解き直す
試験日から2~3週間程度時間を置いて2回目の解き直しを行うことで、模試の内容が定着します。
模試直後の復習で分かったと感じた箇所でも理解できていない可能性があるので、忘れたころに再度解き直しするのがおすすめです。
改めて問題を解く際には時間配分や優先順位を確認すると迷いがなくなるため、次回のテストで高得点につながります。
2回目の解き直しで不正解だった箇所は要注意ポイントなので、復習ノートなどで再度チェックして理解するようにしましょう。
中学生向け無料模試を活用して効率的に勉強しよう
中学生の無料模試には自宅・校舎で受けるテストなど、さまざまな種類があります。
基本的に費用がかからず個別相談などのオプションもあるため、まずは気になった模試を受験してみるのがおすすめです。
中学3年生の入試直前から模試を受けても効果的な練習や対策にならないので、なるべく早い段階から受けてください。
無料模試を活用することで効率的に勉強し、志望校合格を目指しましょう。