国家資格の難易度ランキング10選を紹介!おすすめの通信講座や5大国家資格についても言及

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「国家資格の難易度を知りたい」
「国家資格を取得したいが、難易度が気になる」

国家資格を取得する上で、どれくらい難しいのか難易度が気になる方も多いでしょう。
結論、国家資格の難易度は合格率や勉強時間を基準にするのがポイントです。

下調べをせずに国家資格の難易度を判断すると、想像以上にハードルが高く勉強中に挫折する可能性があります。

そこで今回は、国家資格の難易度ランキング10選を紹介
以下も解説するので、合格率を高められるでしょう。

国家資格の取得を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

国家資格の難易度ランキング10選

国家資格の難易度ランキング10選を、以下3つの判断基準をもとに作成しました。

  • 合格率
  • 勉強時間
  • 受験資格

以下の一覧表にまとめたので、参考にしてください。

順位資格合格率勉強時間受験資格
1位公認会計士7.7〜10.1%3,500~5,000時間なし
2位不動産鑑定士6.2〜6.6%2,000〜4,000時間なし
3位司法書士4.1〜5.2%3,000時間なし
4位弁理士6.1〜9.7%2,000〜3,000時間なし
5位技術士11.6〜11.9%1,000〜1,500時間なし
6位税理士18.8〜20.3%3,000〜4,000時間あり
7位中小企業診断士18.3〜18.7%1,000時間なし
8位社会保険労務士(社労士)5.3〜7.9%1,000時間あり
9位行政書士10.7〜12.%500〜800時間なし
10位通関士15.8〜19.1%500時間なし
※合格率は過去3年の公式情報をもとに記載

確保できる勉強時間や受験資格を確認して、自身の得意分野にマッチした国家資格を選びましょう。

1位【公認会計士】医師・弁護士と並ぶ三三大国家資格の1つに数えられる

国家資格_難易度_公認会計士
出典:金融庁公式HP
受験資格なし
試験形式短答式・論文式
試験科目短答式:財務会計論・管理会計論など4科目
論文式:会計学・監査論など必須5科目と選択1科目
合格率7.7%~10.1%
勉強時間3,500~5,000時間
独学で合格できるか非常に難しい
参照:公認会計士・監査審査会

公認会計士は医師・弁護士と並ぶ三大国家資格の1つで、合格するには膨大な勉強時間が必要です。

1年で合格する場合は1日10時間程度の勉強量を確保する必要があり、仕事や家庭と両立して勉強するのは困難。

短答式4科目・論文式6科目と出題範囲が広いので、一通り網羅するのにも時間がかかります。

試験は相対評価のため合格ラインを想定するのが難しく、継続的な学力アップが必要になるでしょう。

公認会計士・資格試験の特徴

  • 医師・弁護士と並ぶ3大国家資格の1つである
  • 出題範囲が広く膨大な勉強時間を要する
  • 試験は相対評価で合格ラインを想定するのが難しい

2位【不動産鑑定士】論文式試験の科目が多く攻略するのに時間がかかる

国家資格_難易度_不動産鑑定士
出典:国土交通省公式HP
受験資格なし
試験形式短答式・論文式
試験科目短答式:行政法規・鑑定理論
論文式:民法・会計学など4科目
合格率短答式試験:35%前後
論文式試験:15%前後
勉強時間2,000〜4,000時間
独学で合格できるか難しい
参照:国土交通省

不動産鑑定士は2段階の試験をクリアする必要があり、論文式試験の科目範囲が広く対策に時間のかかる国家資格です。

論文式試験は民法・経済学・会計学・鑑定理論(論文/演習)の4科目で、全ての基礎知識を習得することが求められます。

短答式試験から論文式試験まで3ヶ月と期間が短いので、同時進行での対策が必要です。

短答式試験合格者は2年間試験が免除されるため、まずは短答式に勉強を絞り翌年に論文式に専念する方法もあるでしょう。

不動産鑑定士・資格試験の特徴

  • 論文式試験の科目が多く対策に時間がかかる
  • 短答式と論文式の対策を同時進行する必要がある
  • 短答式試験合格者は2年間試験が免除される

3位【司法書士】記述試験では3つの基準点全てをクリアする必要がある

国家資格_難易度_司法書士
出典:法務省公式HP
受験資格なし
試験形式筆記試験・口述試験
試験科目択一式:憲法・民法・刑法など11科目
記述式:不動産登記法・商業登記法
口述式:不動産登記法・商業登記法・司法書士法など
合格率4.1~5.2%
勉強時間3,000時間
独学で合格できるか難しい
参照:法務省

司法書士は、筆記試験において3つの基準点全てをクリアする必要がある高難度の国家資格です。

筆記試験は午前・午後の択一式問題と記述式問題から成り立ち、1つでも基準に満たなければ不合格となるためバランス良く対策しなければなりません。

「不動産登記」「商業登記」は司法書士試験独自の科目で、民法や商法に比べて専門的なため対策に時間がかかります。

独自科目は口述試験でも質問されるため、説明できるレベルまで深く理解することが重要です。

成績上位者が合格する相対評価なので、高得点を取るための対策を試験直前まで続ける必要があるでしょう。

司法書士・資格試験の特徴

  • 択一式と記述式で合格基準を満たす必要がある
  • 司法書士試験の独自科目は対策に時間がかかる
  • 相対評価により合格は受験者のレベルに左右される

4位【弁理士】短答式・論文式・口述試験の3段階を突破する必要がある

国家資格_難易度_弁理士
出典:特許庁公式HP
受験資格なし
試験形式短答式・論文式・口述試験
試験科目短答式:特許/実用新案法・意匠法など5科目
論文式:必須3科目と選択1科目(理工I〜V・法律)
口述式:特許/実用新案法・意匠法・商標法
合格率6.1~9.7%
勉強時間2,000〜3,000時間
独学で合格できるか難しい
参照:資格の学校TAC

弁理士は、短答式試験・論文式試験・口述試験の3段階を突破する必要がある難易度の高い国家資格です。

短答式試験の各科目には原則満点の40%という合格基準が設けられており、1科目でも満たないと論文試験に進めません。

論文式試験は必須科目・選択科目に分かれていて、各科目に合格基準が設けられているため幅広い範囲の学習が必要です。

口頭試験は3科目中2科目の答えがC判定されると合格できないので、面接対策も求められます。

合格率は直近2年で低下傾向にあるため、試験自体の難易度が上がっていると言えるでしょう。

弁理士・資格試験の特徴

  • 短答式・論文式・口述試験の3段階を突破する必要がある
  • 出題範囲が広く勉強に時間がかかる
  • 合格率が低下傾向にある

5位【技術士】資格を取得するために4〜7年の実務経験が必要である

国家資格_難易度_技術士
出典:公益財団法人日本技術士会公式HP
受験資格なし
試験形式筆記試験・口頭試験
受験科目一次:基礎科目・適正科目・専門科目
二次:21技術部門
合格率一次:31.3~43.7%
二次:11.6~11.9%
勉強時間1,000〜1,500時間
独学で合格できるか難しい
参照:日本技術士会

技術士は、資格を取得するために長期間を要する難易度の高い国家資格です。

一次試験を突破後に技術士補として4〜7年の実務経験を積んで、二次試験を受験する仕組みを採用。

一次試験は基礎・適正・専門科目で構成され、科学技術全般にわたる基礎知識と専門知識が求められます。

二次試験は筆記・口頭試験から成り、応用能力・問題解決能力・実務能力が必要。

令和4年度の二次試験合格者の平均年齢は42.8歳で、20代で合格するのは難しいといえるでしょう。

技術士・資格試験の特徴

  • 資格取得には4〜7年と長期間を要する
  • 実務経験が必要で関係ない人には取得が難しい
  • 応用能力・問題解決能力・実務能力が求められる

6位【税理士】受験資格を満たさない人は取得できない

国家資格_難易度_税理士
出典:国税庁公式HP
受験資格学識・資格・職歴のいずれか
試験形式記述方式
試験科目会計科目:簿記論・財務諸表論
税法科目:法人税法・所得税法など9科目
合格率18.8~20.3%
勉強時間3,000〜4,000時間
独学で合格できるかやや難しい
参照:国税庁

税理士は、学歴・資格・職歴のいずれかの要件を満たさない人は一部の試験を受験できない国家資格です。

試験は会計学2科目と税法に関する選択3科目で成り立っており、税法に関する科目に受験資格が設けられています。

大学などの卒業者で社会科学を1科目以上履修した者や日商簿記1級合格者が要件となっているので、1つも該当しない人は受験するのが困難です。

4,000時間と国家資格の中でも多くの勉強量が必要で、1年で合格を目指すと1日10時間以上の対策を求められます。

1科目ずつ合格すればよいので、会計事務所などに勤務しながら合格を目指すのも1つの方法でしょう。

税理士・資格試験の特徴

  • 受験資格を満たさない人は取得できない
  • 多くの勉強時間が必要になる
  • 1科目ずつ合格する方法もある

7位【中小企業診断士】第一次・二次試験ともにハードルが高い

国家資格_難易度_中小企業診断士
出典:中小企業庁公式HP
受験資格なし
試験形式短答式・筆記式・口述試験
試験科目一次:経済学/経済政策・財務/会計など7科目
二次:事例I〜IV(組織・人事など)
合格率一次:28.9〜42.5%
二次:18.3〜18.7%
勉強時間1,000時間
独学で合格できるかやや難しい
参照:中小企業診断協会

中小企業診断士は、第一次・二次試験ともに合格のハードルが高い国家資格です。

多肢選択式または短答式の第一次試験は総点数の60%以上を取る必要があり、かつ1科目でも40%未満があると不合格になるため捨て科目を作れません。

筆記式の第二次試験は第一次試験と同じ条件が課される上に、口述試験の評定が60%以上必要です。

税理士など3,000時間を超える勉強時間が必要な資格に比べて勉強量は少ないですが、合格率が低いため徹底した対策が求められるでしょう。

中小企業診断士・資格試験の特徴

  • 第一次・二次試験ともに難易度が高い
  • 1科目でも40%未満があると不合格になる
  • 合格率が低く入念な対策が必要になる

8位【社会保険労務士(社労士)】総得点と各科目に基準点が設定されている

国家資格_難易度_社労士
出典:全国社会保険労務士会連合会試験センター公式HP
受験資格学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた国家試験合格のいずれか
試験形式筆記試験
試験科目労働関係科目(労働基準法など6科目)
社会保険関係科目(健康保健法など4科目)
合格率6.4%~
勉強時間1,000時間
独学で合格できるか可能
参照:厚生労働省

社会保険労務士(社労士)は、総得点と各科目の両方で基準点が設定されている難易度の高い国家資格です。

大学・高等専門学校等の卒業者などの受験資格があり、厳しい要件ではありませんが該当しないと受験は不可能。

選択式試験と択一式試験から成り立っており、総得点と科目ごとに基準点があるので1科目でも落とせば合格できません。

労働関係の法律や年金・保険に関する制度は頻繁に変更があるので、最新傾向を押さえて対策する必要があります。

記述式や口述式の試験がないため、未回答となる問題がなく取り組みやすい試験だとは言えるでしょう。

社会保険労務士・資格試験の特徴

  • 総得点と各科目で合格基準が細かく設定されている
  • 大学卒業などの受験資格がある
  • 記述式や口述式の試験がない

9位【行政書士】法律系国家資格の中では合格率が高い

国家資格_難易度_行政書士
出典:一般財団法人行政書士試験研究センター公式HP
受験資格なし
試験形式筆記試験
試験科目憲法・行政法・民法など6科目
合格率10.7~12.1%
勉強時間500〜800時間
独学で合格できるか可能
参照:行政書士試験研究センター

行政書士は、10〜12%と比較的合格率が高い法律系国家資格です。

合格率約5%の司法書士、約4%の司法試験予備試験に比べる取得しやすいのが特徴。

合計勉強時間は1,000時間以下で、1年で合格を目指すのであれば1日3時間程度の勉強で目指せます。

出題形式は択一式と記述式に分かれており、択一問題は5択と選択肢が多いので時間内に解く訓練が必要です。

法令科目50%・一般知識等科目42.8%(総得点60%)を取らないと合格できないため、バランスの良い対策が求められるでしょう。

行政書士・資格試験の特徴

  • 法律系国家資格では比較的合格率が高い
  • 合計勉強時間は1,000時間以下で合格を目指せる
  • 総得点で60%など基準値以上の得点を取らないと合格できない

10位【通関士】半年や1年程度で合格を目指せる

国家試験_難易度_通関士
出典:公益財団法人日本関税協会公式HP
受験資格なし
試験形式筆記試験
試験科目通関業法・関税に関する法律等・通関実務
合格率15.8~19.1%
勉強時間500時間
独学で合格できるか可能
参照:税関

通関士は、比較的短い勉強時間で挑戦できる国家資格です。

必要な勉強時間は400時間程度で、1年で取得するなら1日1時間・半年で取得するなら1日2時間で済むため仕事や学業などと両立可能。

試験は択一式・選択式・計算式から成り立っており、暗記以外に計算力も求められます。

法律や税関などの専門用語を覚える必要があり、慣れるまでに時間を要するでしょう。

通関士・資格試験の特徴

  • 400時間と比較的短い勉強時間で挑戦できる
  • 試験は択一式・選択式・計算式から成り立つ
  • 法律や税関などの専門用語を覚える必要がある

比較的簡単に取れる国家資格4選を紹介

比較的簡単に取りやすい資格は、以下の4つです。

資格合格率勉強時間受験資格
ITパスポート51.6~58.8%150時間なし
宅地建物取引士(宅建)13.1~17.9%300〜500時間なし
危険物取扱者35.7〜61.6%60〜100時間一部あり
フィナンシャルプランナー3級76.6〜90.7%80〜150時間あり
※合格率は過去3年の公式情報をもとに記載

難易度の高い国家資格に挑戦する前に、取得しやすい資格から始めるのも良いでしょう。

【ITパスポート】受験者の50%以上が合格する

国家試験_難易度_ITパスポート
出典:独立行政法人情報処理推進機構公式HP
受験資格なし
試験形式CBT方式(コンピューター試験)
試験科目ストラテジ系(経営全般)
マネジメント系(IT管理)
テクノロジ系(IT技術)
合格率51.6~58.8%
勉強時間150時間
独学で合格できるか可能
参照:ユーキャン

ITパスポートは、受験者の50%以上が合格する比較的簡単に取れる国家資格です。

合格基準は、総合評価点が600点以上かつ分野別評価点がそれぞれ300点以上。

12段階ある情報処理技術者試験のうちITパスポートはレベル1に分類され、IT分野の国家資格の中では難易度は低いほうです。

必要な勉強量は150時間で、1日2〜3時間学習すれば2〜3ヶ月程度で取得を目指せるため無理なく取り組めます。

四肢択一問題のみで記述式・口述式などがなく、独学しやすいでしょう。

ITパスポート・資格試験の特徴

  • 受験者の50%以上が合格する
  • 報処理技術者試験のうちITパスポートはレベル1に分類される
  • 1日2〜3時間学習すれば2〜3ヶ月程度で取得を目指せる

【宅地建物取引士(宅建)】不動産系の国家資格では合格率が高い

国家資格_難易度_宅地建物取引士
出典:一般財団法人不動産適正取引推進機構公式HP
受験資格なし
試験形式筆記試験
試験科目権利関係・法令上の制限・税/その他・宅建業法・免除科目
合格率13.1~17.9%
勉強時間300〜500時間
独学で合格できるかできる
参照:資格の学校TAC

宅地建物取引士(宅建)は、13.1~17.9%と合格率が高い不動産系の国家資格です。

合格率約10%のマンション管理士・約6~9%の不動産鑑定士に比べると、比較的取得しやすいのが特徴。

ただし相対評価のため、成績上位者に入る努力を最後まで続けることが重要です。

必要な勉強量は300〜500時間で、1日1時間であれば1年程度・2〜3時間程度であれば半年で合格を狙えます。

問題は四肢択一式のマークシートであり、記述式などがないので取り組みやすいでしょう。

宅地建物取引士・資格試験の特徴

  • 不動産系の国家資格では合格率が高い
  • 相対評価で合格者が決まる
  • 四肢択一式で記述式などの問題がない

【危険物取扱者】甲種から丙種まで受験者の35%以上が合格する

国家資格_難易度_危険物取扱者
出典:一般財団法人消防試験研究センター公式HP
受験資格甲種:学歴・資格などの要件あり
乙・丙種:なし
試験形式筆記試験
試験科目危険物に関する法令など3科目
合格率甲種:35.7〜42.8%
乙種:43.3〜47.6%
丙種:51.4〜61.6%
勉強時間60〜100時間
独学で合格できるか可能
参照:一般財団法人:消防試験研究センター

危険物取扱者甲種から丙種まで受験者の35%以上が合格しており、比較的簡単に取れる国家資格です。

試験は四肢択一式・五肢択一式で実技試験がないため、初心者でも独学で対策可能。

25〜45問と問題数が少なく、回答時間が1時間15分〜2時間30分と十分にあるのでじっくり考えながら回答できます。

ただし甲種は本格的な物理・化学の試験内容となるため、乙・丙種よりも入念な対策が求められるでしょう。

危険物取扱者・資格試験の特徴

  • 甲種から丙種まで受験者の35%以上が合格率している
  • 問題数が少なく回答時間に余裕がある
  • 甲種の難易度はやや高めである

【ファイナンシャル・プランニング技能検定3級】学科・実技ともに合格率が高い

国家資格_難易度_フィナンシャルプランナー
出典:日本FP協会
受験資格FP業務に従事している者・従事しようとしている者
試験形式筆記試験・実技試験
試験科目学科試験:ライフプランニングと資金計画など6科目
実技試験:資産設計提案業務(ファイナンシャル・プランニングなど)
合格率学科試験:80.7~87.9%
実技試験:76.6~90.7%
勉強時間80〜150時間
独学で合格できるか可能
参照:日本FP協会

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級は、学科・実技ともに75%以上の合格率がある比較的簡単に取れる国家資格です。

FP業務に従事していなくても受験できるため、実務経験がない人もチャレンジできます。

試験内容は基礎知識がメインで、過去問から類似した問題が多数出題されるため独学でも容易に対策可能。

学科試験と実技試験ともにマークシート形式なので、回答しやすいのもメリットです。

100時間前後の勉強量で済むため、2〜3ヶ月でも十分合格を狙えるでしょう。

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級・資格試験の特徴

  • 学科・実技ともに75%以上の合格率がある
  • 過去問から類似した問題が多数出題される
  • 学科試験と実技試験ともにマークシート形式である

国家資格を取得するのにおすすめの通信講座5選を紹介

国家資格を取得するのにおすすめの通信講座は、以下の5つです。

通信講座講座数主なジャンルサポート無料資料
アガルートアカデミー70以上ビジネスありあり
スタディング30以上ビジネスありなし
フォーサイト19ビジネスありあり
クレアール11ビジネスありあり
LEC東京リーガルマインド100以上ビジネスありあり

独学では難しい国家資格を目指す人や忙しい人は、通信講座を活用して効率よく勉強を進めましょう。

【アガルートアカデミー】良質なテキストで学べる

国家資格_難易度_アガルートアカデミー
出典:アガルートアカデミー公式HP
講座数70以上
主なジャンルビジネス
受講料金例司法書士講座:128,000円〜
サポート質問制度・定期カウンセリング(有料)
無料資料あり
表示価格はすべて税込です。

アガルートアカデミーは、良質なテキストで学べる通信講座です。

出題傾向・実績に即したテキストはフルカラー仕様で、視覚的に理解しやすいのが魅力。

法律・不動産・労務などの国家資格取得に対応しており、勉強期間やレベルからコースを選択できます。

動画・音声教材を利用できるため、場所を選ばず勉強に取り組めるでしょう。

アガルートアカデミーのおすすめポイント

  • 出題傾向・実績に即した良質なテキストで学べる
  • 法律・不動産・労務などの国家資格取得に対応している
  • 動画・音声教材を利用できる

【スタディング】スマホで学習を完結できる

スタディング最新LP
出典:スタディング公式HP
講座数30以上
主なジャンルビジネス
受講料金例司法書士講座:49,500円〜
サポート質問制度(有料)
無料資料なし
表示価格はすべて税込です

スタディングは、スマホで学習を完結できる通信講座です。

全ての動画・テキストをスマホで見れるため、紙の教材を持ち歩いたりPCを使う手間がかかりません。

法律・経営・会計などの国家資格取得に対応しており、コース設定がシンプルで選びやすいのがメリット。

1講座50,000円程度から受講できるので、経済的な負担を抑えて学習できるでしょう。

スタディングのおすすめポイント

  • スマホで学習を完結できる
  • 法律・経営・会計などの国家資格取得に対応している
  • 1講座50,000円程度から受講できる

【フォーサイト】充実したフォローシステムにより安心して勉強できる

国家資格_難易度_フォーサイト
出典:フォーサイト公式HP
講座数19
主なジャンルビジネス
受講料金例司法書士講座:115,200円〜
サポート質問対応・個別カウンセリング
無料資料あり
表示価格はすべて税込です。

フォーサイトは、充実したフォローシステムにより安心して勉強できる通信講座です。

合格者スタッフによる質問制度や個別カウンセリングがあるので、疑問や不安を解消できます。

行政書士・社労士・ITパスポートなどの国家資格に対応しており、単科講座のみでの受講も可能。

講師が講義からテキスト作成まで一貫して担当するため、スムーズに資格対策を進められます。

行政書士・社労士など一部の講座では全額返金保証があるので、続けられるか不安な人でも利用しやすいでしょう。

フォーサイトのおすすめポイント

  • 合格者スタッフによる質問制度や個別カウンセリングがある
  • 行政書士・社労士・ITパスポートなどの国家資格に対応している
  • 全額返金保証がある

【クレアール】非常識合格法で無駄なく資格対策ができる

国家資格_難易度_クレアール
出典:クレアール公式HP
講座数11
主なジャンルビジネス
受講料金例司法書士講座:340,000円〜
サポート担任制・質問制度
無料資料あり
表示価格はすべて税込です。

クレアールは、非常識合格法で無駄なく資格対策ができる通信講座です。

非常識合格法とは合格に必要な得点範囲を徹底的に学習する独自のメソッドで、最短ルートで合格を目指せます。

会計・法律・情報処理系の国家資格講座があり、レベル別のコースで受講可能。

「安心保証プラン」を選択すると最大2年間受講できるので、不合格でも再チャレンジできます。

メールで何度でも講師に質問できるため、疑問を随時解消しながら取り組めるでしょう。

クレアールのおすすめポイント

  • 非常識合格法で無駄なく資格対策ができる
  • 「安心保証プラン」を選択すると最大2年間の受講ができる
  • メールで何度でも講師に質問できる

【LEC東京リーガルマインド】幅広いジャンルの国家資格に対応している

国家資格_難易度_LEC東京リーガルマインド
出典:LEC東京リーガルマインド公式HP
講座数100以上
主なジャンルビジネス
受講料金例司法書士講座:79,800円〜
サポート質問制度
無料資料あり
表示価格はすべて税込です。

LEC東京リーガルマインドは、法律・労務・不動産など幅広いジャンルの国家資格に対応している通信講座です。

スマホ講座もあるため、移動中などスキマ時間を使って学習できます。

表や図を使った分かりやすいテキストで、初学者でも簡単に知識を整理可能。

本試験問題を的中させた実績が多くあるので、精撰答練・公開模試で高精度な予行演習ができるでしょう。

LEC東京リーガルマインドのおすすめポイント

  • 法律・労務・不動産など幅広いジャンルの国家資格講座がある
  • 表や図を使った分かりやすいテキストで学べる
  • 本試験問題を的中させた実績が多くある

国家資格の難易度に関するQ&A

国家資格の難易度に関するQ&Aは、以下の通りです。

「想像とは違った」と後悔しないためにも、勉強を始める前に疑問を解消しましょう。

誰でも取れる国家資格はある?

誰でも取れる国家資格には、以下の2タイプがあります。

資格のタイプ対象の資格
講習受講のみで取得できる食品衛生責任者、安全衛生推進者、ガス溶接技能者など
受験資格がないITパスポート、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級など

講習受講のみで取得できる国家資格は、受講時間や費用を確保できれば難しくありません

受験資格がない国家資格には難関資格の公認会計士なども含まれるため、ITパスポートなどの難易度が低い資格がおすすめです。

すぐに国家資格を取りたいなら、受験資格がないことに加えて合格率が高い資格を選びましょう。

国家資格と民間資格の違いは?

国家資格と民間資格の違いは、認定者・認定基準・職業選択の幅の3つです。

国の法律に基づいて認定するのが国家資格で、民間資格は協会などの民間団体が独自の審査基準で認定します。

有資格者でなければ従事できない、名乗れない国家資格は以下の通りです。

種類内容対象資格
業務独占資格有資格者でなければ従事できない公認会計士・司法書士など
名称独占資格有資格者でなければ名乗れない栄養士・保育士など

該当する職業に進みたい場合は、国家資格の取得を目指しましょう。

5大国家資格とは?

5大国家資格とは、弁護士・公認会計士・不動産鑑定士・弁理士・技術士のことです。

弁護士・公認会計士・不動産鑑定士・弁理士は業務独占資格、技術士は名称独占資格で特定の仕事に従事できます。

いずれも合格率は4〜10%と難易度が高く、独学での合格は困難です。
参照:各見出しの合格率参照

5大国家資格を目指す場合は、合格するためのノウハウを豊富に持つ通信講座を活用しましょう。

国家資格を取得してキャリアアップを目指そう

国家資格の難易度は、合格率・勉強時間・受験資格から判断するのがおすすめです。

一口に国家資格と言っても難易度はさまざまであり、なかには独学で合格を目指せる資格もあります。

難易度の高い資格に挑戦する人や仕事などで忙しい人は、通信講座を活用すると頻出範囲や最新傾向を押さえて無駄なく勉強できるでしょう。

今回紹介した国家資格の難易度やおすすめの通信講座を参考に、資格取得を目指してください。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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