「40代で資格を取るならどれがおすすめ?」
「40代の主婦にもとれるような資格を知りたい」
人生を考え直す分岐点として大切な時期となる40代に、資格取得について考えている方も多いでしょう。
40代でも将来性のある資格を知っておけば、いざ人生のやり直しを決意した際にも役立ちます。
忙しい日々のなかでも通信講座で取得できる資格を探せば、新しい道へ進むビジョンもより現実的になっていくでしょう。
そこで今回は、40代から取得を目指せる資格を紹介します。
資格選びのポイントも解説していくので、資格を取って転職や再就職につなげたいと考えている人はチェックしてみてください。
未経験で40代が求人を探すなら資格が有利に働く場合も
40代で未経験の分野に転職や就職を考える際に、資格を有していると有利に働く場合があります。
現代社会では40代の人材でも長い目で戦力として考える企業は多く、20代・30代と比べても40代の中途採用率は決して低くありません。
しかし40代の中途採用においては経験やスキルを期待しているケースが多いので、未経験のうえに資格もないのは不利な状態と考えられます。
また業務独占資格を持っていれば、年齢を問わず転職・就職のチャンスを広げることが可能。
資格を取得することでアピールポイントを作り、人生をやり直すチャンスを高めていきましょう。
40代で資格取得は意味がない?資格取得の4つのメリット
40代でも取得を取得するメリットは存在します。
40代は育児が落ち着いたり会社での立ち位置を考え直したりして、新しい道を模索する人も増え始める時期です。
資格取得によって次のステップに向かうこともでき、人生もより豊かになるでしょう。
しかし資格の取得には時間がかかるので、まずは資格を取得するメリットを理解してモチベーションを高めることが大切です。
40代で資格を取得するメリットをまとめているので、確認してみてください。
自信が生まれる
資格を取得することで、就職・転職活動における自信につながります。
種類にもよりますが、40代になってあえて挑戦する価値のある資格は取得するまでに相応の努力と時間を費やすモノばかりです。
日々の生活をこなしがら、計画的かつ継続的に勉強をしなければ取得するのは難しいでしょう。
苦しい試験勉強を経て資格を取得すれば、「まだまだ自分にはできることがある」という実感を得られます。
資格の取得は相手からの印象をよくするだけでなく、自分自身の自己肯定感を高めるためにも役立つでしょう。
転職に有利になる
資格を取得することで、転職や就職活動に有利に働く可能性があるのもメリットです。
就職先によっては、特定の資格を所有している人物を優先的に採用するケースも少なくありません。
さらに今とは違う職種にチャレンジしようと考えている人は、関連する資格を持つことで雇用形態や給与面も厚待遇になる場合も。
希望する職種や企業がある場合は、あらかじめ関連しそうな資格や求められている資格がないかチェックして、取得を目指しましょう。
専門的な職務に従事できる
業務独占資格を取得すれば、より専門的な仕事に挑戦できる可能性が生まれます。
業務独占資格とは、通関士や行政書士のように専門の資格を有していないと携われない仕事をするための資格です。
国家資格の分類のひとつで、信頼性の高い資格の代表でもあります。
具体的にどのような資格の取得を目指すか決まっていない40代の人は、ぜひ検討してみてください。
キャリアアップの可能性が広がる
資格の取得は転職や再就職だけでなく、今携わっている仕事や独立におけるキャリアアップにも役立ちます。
会社によっては昇進に必要な資格が決められていたり、業務に関連する資格を取ったりすることで意欲が認められたりする可能性も。
40代を機に独立を考えている人も、事業に関連する資格を取得しておけば顧客の信頼を獲得しやすくなります。
キャリアアップに直接つながるような資格は取得難易度も高い傾向にあるので、普段の業務の合間に計画的に受験準備を進めましょう。
40代から取得したい転職・再就職に役立つ資格の選び方
40代で転職・再就職などのために資格を取得したいと考えるのであれば、役立つ資格の選び方を確認しておきましょう。
時間をかけて資格を取得しても、採用してもらえなかったり仕事に役立たなかったりしたら意味がありません。
40代で取得すべき資格の選び方をおさえて、ぜひ新しいライフステージで役立ててみてください。
資格を取得する理由を明確にする
40代でセカンドライフのために資格の取得を目指すなら、資格を取得する理由を明確にする必要があります。
「簡単に取れそうだから」「名前を聞いたことがあるから」といった理由で資格を取得しても、仕事につながる資格でなければ役立ちません。
就職・転職希望先が求めていない資格を取得するために、時間やお金を費やさないように意識するのも大切です。
プライベートや趣味を充実させるための資格や将来的に副業で使える資格など、さまざまな目的で役に立つ資格が存在します。
自分に合った資格を探す
40代で資格を取得するなら、まず自己分析を行って自分に合った資格を洗い出すのがおすすめです。
20代・30代で分かった自分の長所・短所や、40代・50代で描くライフプランを考えることが大切。
自己分析をすることで自分に向いている職種や、その職種に有利な資格が見えてきます。
適性のない資格やまったく興味を持てない資格を選ぶと、勉強ははかどらず取得が実現しても仕事にやりがいを見出せない可能性も。
自分に合った資格を見つけ、取得に向けて勉強していきましょう。
未経験でも使える資格を狙う
未経験でも転職や再就職に役立つ資格を取得することで、より安定したセカンドライフを実現することにつながります。
普通自動車二種免許・介護職員初任者研修・電気主任技術者などは、未経験から取得しても転職に役立ちやすい資格の代表格です。
とくに介護業界は人手が足りていないので、就職するチャンスが大いにあるでしょう。
実務を経験しながら介護福祉士やケアマネジャーといったランクの高い資格の取得も目指すことで、40代からでもキャリアアップを目指せます。
食える資格を狙う
40代で取得する資格は、「食える資格」であることが大切です。
特に転職や再就職を目的として資格を取得する場合は、生活の安定を実現できる資格を選びましょう。
独占業務資格のように、特定の仕事につながる資格を検討するのもおすすめ。
ただし仕事に直結する資格は難易度が高い傾向にあるので、ロングスパンでの取得も視野に入れてみてください。
資格取得までにかかる労力を計算する
気になる資格を見つけたら、資格を取得するまでの費用や時間を計算してみてください。
資格の難易度によって勉強に必要な時間は大きく異なり、勉強のスケジュールを組み立てる必要があります。
たとえば半年後までに再就職・転職したいのに、勉強に少なくとも1年近くかかる資格を選んでいては間に合いません。
資格を優先するなら取得までの時間を暮らせるように環境を整えたり、転職を先延ばしにしたりといった工夫も必要。
生活や転職を優先するのなら、決められた期日までに取得できる可能性のある資格を探すのもひとつのやり方です。
影響力や取得難易度が異なる似たような名前の資格に注意
就職や転職で有利になる資格を目指す場合は、似たような名前の資格に注意してください。
たとえば医療事務の資格には医療事務認定実務者(R)をはじめ複数の資格が存在し、それぞれ難易度も異なります。
簿記のように1級・2級・3級などがあるタイプの資格を仕事に活かすなら、最低でも2級以上を目指しましょう。
さらにファイナンシャル・プランナーは管轄している団体が2つあり、それぞれが異なる難易度の試験を実施しているめずらしいパターンの資格です。
活用方法を考えて、実際に取得する資格の種類についても吟味してみてください。
迷ったら独占業務資格をはじめとする国家資格がおすすめ
40代以降のセカンドライフを見据えて資格を取得するなら、独占業務資格に注目してみてください。
独占業務資格は国家資格にあたる資格で、信頼と実用性が非常に高い資格です。
ただし、独占業務資格は取得の難易度が高く、場合によっては数年スパンで試験合格を目指す必要があります。
目的の資格を取得するまでに必要な時間や費用をあらかじめ調査し、長い目で見て試験勉強に取り組んでいきましょう。
40代から取得できる男性におすすめの資格
ここでは、40代の男性にとって役立つ資格をピックアップしました。
まだまだ働き盛りで、人によっては一家の大黒柱として十分な収入を得ることを期待されているであろう男性の40代。
50代以後にも需要があり、スキルアップしたり独立したりすることで収入の増加も見込める資格を中心に注目してみてください。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は国家資格のひとつで、不動産の売買や賃貸物件の斡旋に際して専門知識を有することを証明する資格です。
受験資格 | 誰でも可 |
資格が役立つ職種 | 不動産業 |
受験料 | 8,200円(消費税非課税) ※別途事務手数料275円(税込み)が必要 |
勉強時間の目安 | 約300時間 |
合格率の目安 | 15~18% |
管轄 | 一般財団法人不動産適正取引推進機構 |
その他 | 実務経験が2年未満の場合は、宅地建物取引士資格試験に合格後 宅建士の登録実務講習を受ける必要があります |
宅地建物取引業者は、事務所に成年の専任の宅地建物取引士を従業員の5分の1以上設置する義務があります。
そのため宅建士は需要がある仕事で、不動産業界への転職や就職を考えるならば取っておきたい資格です。
社内でのキャリアアップはもちろん、取引先や同業他社への信頼にもつながります。
将来的に不動産業界で独立開業を目指している人にも欠かせない資格のひとつといえるでしょう。
行政書士
行政書士は、行政へ提出する書類の政策や官公署に届ける書類に関するアドバイスを行う法律系の国家資格です。
受験資格 | 誰でも可 |
資格が役立つ職種 | 行政書士 |
受験料 | 10,400円(消費税非課税) |
勉強時間の目安 | 約800時間 |
合格率の目安 | 10~12% |
管轄 | 一般財団法人 行政書士試験研究センター |
その他 | 資格の期限は一生有効 |
非常に難易度の高い資格試験として知られており、法律の基礎知識があるかどうかで勉強に費やす時間も大きく異なります。
有資格者は暮らしにまつわることからビジネスに関わることまで、幅広いシチュエーションに対応できるのが特徴。
個人で開業を目指す人も多く、うまく顧客をつかめれば年収も大きく上昇する見込みがある職業です。
一般企業でも総務や法務において重宝される人材で、ほかにも行政書士としての知識やスキルを活かせる仕事は少なくありません。
社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険や労働関連の法律の専門家として人事や労務管理を行うための資格です。
受験資格 | ・短期大学または高等専門学校以上を卒業 ・弁護士事務や公務員の実務を3年以上経験 ・厚生労働大臣が認めた国家試験に合格 上記のいずれかを満たしている者 |
資格が役立つ職種 | 社労士 |
受験料 | 15,000円(消費税非課税) |
勉強時間の目安 | 約800時間 |
合格率の目安 | 5~7% |
管轄 | 厚生労働省 |
その他 | 実務経験が2年未満の場合は、宅地建物取引士資格試験に合格後 労働社会保険諸法令関係事務指定講習を受ける必要があります |
合格率10%を切る難易度の高い資格試験をクリアする必要がある社会保険労士。
非常に出題範囲の広い試験を受ける必要があり、十分な勉強時間を確保し効率的に勉強することが求められます。
通信講座などで要点をおさえつつ勉強すれば、40代でも十分に合格が可能です。
電気主任技術者三種
電気主任技術者は電気事業法に基づく国家資格で、ビル・工場・発電所といった施設の電気設備に関する業務を行うための資格です。
受験資格 | 誰でも可 |
資格が役立つ職種 | 電気保安・ビルメンテナンス・再生可能エネルギーなど |
受験料 | 郵便8,100円/インターネット7,700円(いずれも消費税非課税) |
勉強時間の目安 | 約1,000時間 |
合格率の目安 | 8~11% |
管轄 | 一般財団法人電気技術者試験センター |
その他 | 電気主任技術者第二種・電気主任技術者第一種も存在する |
日々の生活に欠かせない電気設備の安全確保を任されており、電気技術の発展と共に重要性を増している資格でもあります。
電気主任技術者三種は理系資格ですが、勉強を積み重ねていけば文系の方でも取得可能です。
電気主任技術者二種・電気主任技術者一種とステップアップできる資格なので、電気関係の仕事に興味のある人はチェックしてみてください。
管理業務主任者
管理業務主任者は、マンションの管理組合に対して管理委託契約に関する必要事項の説明や管理事務を行う際に必要な国家資格です。
受験資格 | 誰でも可 |
資格が役立つ職種 | マンションの管理会社 |
受験料 | 8,900円(消費税非課税) |
勉強時間の目安 | 約300時間 |
合格率の目安 | 20~23% |
管轄 | 一般社団法人マンション管理業協会 |
その他 | 実務経験が2年未満の場合は資格試験に合格後、国土交通大臣の登録を 受けた者が行う登録実務講習を受講し修了試験を受ける必要があります |
合格率の高い資格で勉強時間も比較的少なく、効率よく勉強すれば3ヵ月ほどでも合格を目指せるのが魅力。
合格者の平均年齢が40代を超えており、40代から取得を目指すのにも適した資格です。
実際のマンション管理においても、理事長や理事に任命されている人は年配者が多い傾向があり40代の人でも馴染みやすさがあります。
転職の場合でも、自分の個性や前職で養ったスキルについてマンション管理と絡めて伝えることで可能性を高められるでしょう。
普通自動車二種免許
普通自動車二種免許は、運転免許のなかでも旅客を運送する目的で運転する場合に必要な資格です。
受験資格 | 「受験資格特例教習」を修了した19歳以上で、普通免許等を受けていた期間が1年以上 |
資格が役立つ職種 | タクシドライバー、介護送迎者など |
受験料 | ・試験場の直接受験 試験手数料4,800円/車両使用料2,850円/交付手数料2,050円 ・自動車学校卒業の場合 試験手数料1,700円/交付手数料2,050円 |
勉強時間の目安 | 約300時間 |
合格率の目安 | 35%~40% |
管轄 | 都道府県公安委員会のもとにある運転免許試験場や警察署 |
その他 | 視力検査・深視力検査あり |
タクシドライバーやハイヤーなど、人を乗せて運転する職業に従事できます。
普通自動車免許と比べると取得難易度は上がりますが、ほかの資格と比べれば難易度は低い傾向にあります。
働きながらでも取得でき、特に都市部では観光客の増加に伴いタクシーなどの需要が増加していることから求人数も安定している業界です。
運転が好きな人や、なるべく時間をかけずに就職に使える資格を取得したい人はチェックしてみてください。
40代から取得できる女性におすすめの資格
ここでは、40代の女性にとって役立つ資格をピックアップしました。
子育てが落ち着いたり、50代以降の人生を見つめなおしたりしたい40代の女性にとって、資格の取得は大きな武器になります。
新しい仕事に挑戦したい人は、ぜひ自分に合った資格を取得して再就職や転職を目指してみてください。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護における基本的な知識と技術を習得していることを示す資格です。
受験資格 | なし |
資格が役立つ職種 | デイサービス、訪問介護、特別養護老人ホームでの業務 |
受験料 | スクールによって異なる |
勉強時間の目安 | 130時間のカリキュラム |
合格率の目安 | 90%以上 |
管轄 | 厚生労働省と各都道府県 |
その他 | 「実務者研修」や「介護福祉士」といった上位資格が存在する |
決められたカリキュラムを修了し修了試験を合格することが取得の条件で、各スクールを通して取得を目指せます。
きちんと講座を受ければほとんどの人が合格できるのが特徴です。
必要な130時間のカリキュラムのうち89.5時間は通学講座を受講する必要があるため、最短で資格を取るなら通信講座との併用がおすすめ。
自宅学習と通学を効率よくこなせれば、最短で1ヵ月程度で取得でき、「実務者研修」や「介護福祉士」といったキャリアアップも目指せます。
登録販売者
登録販売者は、一般用医薬品を販売するために必要な資格です。
受験資格 | なし |
資格が役立つ職種 | 医薬品販売を行う店舗での業務 |
受験料 | 13,000円~18,100円(都道府県によって異なる) |
勉強時間の目安 | 400時間のカリキュラム |
合格率の目安 | 45% |
管轄 | 各都道府県 |
その他 | 一般用医薬品の中で9割程度を占める第2類・第3類の薬を扱える |
医薬品法の改正によって有資格者の需要が増えているのがポイント。
主な職場は全国にあるドラッグストアやスーパーなので、居住地を選ばず働けるのが嬉しい点です。
またパートやアルバイトとしての募集も多くなっており、主婦の人などライフスタイルに合わせて働き方を変えたい女性にもぴったり。
さらに医薬品に対する基本的な知識が身に着くことから、仕事だけでなく家族の健康管理においても活躍する可能性があります。
ファイナンシャル・プランナー(FP)3級
ファイナンシャル・プランナー(FP)は、お金に関わる専門知識を理解し顧客のライフプランをサポートするのに役立つ資格です。
受験資格 | FP業務に従事している者または従事しようとしている者 |
資格が役立つ職種 | 銀行・信用金庫・保険会社・証券会社・税理士事務所・公認会計士事務所など |
受験料 | 8,000円(消費税非課税) ※内訳は学科と実技で各4,000円 |
勉強時間の目安 | 30時間~100時間 |
合格率の目安 | FP協会(学科):70%~80% きんざい(学科):50%~70% FP協会(実技):80%~90% きんざい(実技):40~60% |
管轄 | 特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 または一般社団法人金融財政事情研究会 |
その他 | 3級を取得すると2級の受験資格を得られる |
ファイナンシャル・プランナーの資格は2つの団体が管轄しており、試験内容や難易度が異なります。
勉強に必要な時間も効率よく学べれば数十時間、長いと100時間以上と幅があるのも特徴です。
3級の資格を取得すれば2級への挑戦が可能になるため、継続的な学習を行いましょう。
就職先も幅広いので、関連する業界に興味のある人は再就職や転職時のアピールポイントとして取得を目指してみてください。
簿記2級
簿記は、事業における資金の動きを帳簿に記録する際に役立つ資格です。
受験資格 | なし |
資格が役立つ職種 | 会計事務所 · 税理士事務所 ·企業の経理 ・企業の会計など |
受験料 | 4,720円(税込) |
勉強時間の目安 | 400時間 |
合格率の目安 | 20% |
管轄 | 日本商工会議所および各地の商工会議所 |
その他 | 正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」 |
日本商工会議所および各地の商工会議所が管轄する簿記試験は1級から3級が存在します。
一般的に3級は転職や就職において特別に有利にならないとされており、40代で取得を目指すなら2級以上がおすすめです。
問題の難易度が大幅に変わることから、回によって合格率に2倍近い開きがある場合も。
2020年12月よりネット試験が開始されたことにより、インターネットを通じて気軽に挑戦できるようになったのもポイントです。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対する助言を行う知識・技能を有することを証明する資格です。
受験資格 | なし |
資格が役立つ職種 | 経営コンサルタント |
受験料 | 1次試験14,500円(消費税非課税)、2次試験17,800円(消費税非課税) |
勉強時間の目安 | 1000時間 |
合格率の目安 | 1次試験17~42%、2次試験18~19% |
管轄 | 一般社団法人 中小企業診断協会 |
その他 | 1次試験は科目免除制度あり |
経営にまつわる知識を体系的に取得できることから、ビジネスパーソンが積極的に取得したいと考える資格としても知られています。
経営コンサルタントとしては唯一の国家資格で、転職・就職はもちろん、キャリアアップや独立に際しても役立つ資格です。
筆記の1次試験に合格すると筆記の2次試験、さらに口述の2次試験を受験する必要があります。
女性の中小企業診断士は全体の10%以下と少なく、美容・製菓・アパレルなど女性の助言が求められる分野で活躍が期待できるのが魅力です。
医療事務認定実務者(R)
医療事務認定実務者(R)は医療事務の基礎知識を理解し、診療報酬明細書の作成ができることを示す資格です。
受験資格 | なし |
資格が役立つ職種 | 医療事務 |
受験料 | 一般受験:5,000円(税込) 団体受験(認定機関の通信・通学受講生):4,500円(税込) |
勉強時間の目安 | 200時間 |
合格率の目安 | 60%~80% |
管轄 | 全国医療福祉教育協会 |
その他 | 類似する試験に医療事務技能審査試験、 医療事務管理士(R)技能認定試験、診療報酬請求事務能力認定試験などがある |
医療事務において必須な資格ではありませんが、有資格者であれば採用の際にアドバンテージになります。
人手の足りない医療機関も多いなかで、よりよい待遇を求めるのであれば取得しておきたい資格です。
試験は月に1度実施され、在宅での受験が可能なので、日々の生活に追われている人でも取得を目指せる点にも注目してみてください。
医療分野に就業したい方や、関係する資格を取得をしたい人にもおすすめです。
40代で資格を取得する際におすすめ通信講座
40代で資格を取得するためにおすすめの通信講座は以下の通りです。
通信講座名 | 料金(税込) ※宅建と行政書士と社会保険労務士 | 講座数 | 資料請求 |
---|---|---|---|
アガルート | 宅地建物取引士試験講座: 32,780円〜76,780円 行政書士試験講座:4,400円〜360,800円 社会保険労務士講座:6,600円〜129,360円 | 68 | 無料 |
フォーサイト | 宅地建物取引士試験講座: 59,800円〜69,800円 行政書士試験講座:54,800円〜94,800円 社会保険労務士講座:78,800円〜121,800円 | 19 | 無料 |
ユーキャン | 宅地建物取引士試験講座: 63,000円 行政書士試験講座:63,000円 社会保険労務士講座:79,000円 | 150以上 | 無料 |
スタディング | 宅地建物取引士試験講座: 14,960円〜21,230円 行政書士試験講座:34,980円〜72,400円 社会保険労務士講座:46,800円〜74,800円 | 31講座 | なし |
通信講座の特色や気になる資格を取得できるかどうかをチェックしてみてください。
アガルート
引用元:アガルート
料金(税込み) | 宅地建物取引士試験講座: 32,780円〜76,780円 行政書士試験講座:4,400円〜360,800円 社会保険労務士講座:6,600円〜129,360円 マンション管理士試験・管理業務主任者試験講座:87,780円〜118,800円 中小企業診断士試験講座:7,500円〜118,800円 ※科目別の販売も含む |
講座数 | 68講座 |
資料請求 | 無料 |
運営会社 | 株式会社アガルート |
アガルートのおすすめポイント!
- 初心者から上級者向けなどコースが多数
- 合格時のお祝いキャンペーンあり
- 資料請求や無料体験あり
アガルートは、有名予備校LECで活躍していた講師・工藤北斗氏が立ち上げた通信講座です。
資格によって初学者向け・中上級者向け・マンツーマン指導などの豊富なコースを用意しており、自分に合った受講の仕方を選べます。
合格するとお祝い金の贈呈や受講料の返金が受けられるキャンペーンみお定期的にあるため、本気で合格を目指したい方におすすめ。
アガルートが気になった方は、資料請求や無料体験から利用していきましょう。
フォーサイト
引用元:フォーサイト
料金(税込み) | 宅地建物取引士試験講座: 59,800円〜69,800円 行政書士試験講座:54,800円〜94,800円 社会保険労務士講座:78,800円〜121,800円 マンション管理士試験・管理業務主任者試験講座:57,800円~76,800円 FP講座:60,800円~65,800円 簿記:37,800円~45,800円 ※いずれもバリューセット利用時の料金を参考 |
講座数 | 19講座 |
資料請求 | 無料 |
運営会社 | 株式会社フォーサイト |
フォーサイトのおすすめポイント!
- 図解やイラストの多いテキストでわかりやすい
- ライブ配信授業あり
- 全額返金システムあり
フォーサイトは、累計受講者数が35万人を超える人気通信講座サービスです。
図解やイラストの多いテキストは初心者にもわかりやすいと評判で、はじめて資格試験に挑む人にもおすすめ。
条件を満たした場合に不合格になってしまった場合は、全額返金されるシステムも用意しています。
講師と受講者が講義中にコミュニケーションを取れるライブ配信授業を行うなど、独自の授業も魅力的です。
フォーサイトのeラーニングシステム「ManaBun」は使い勝手がよく、資格試験の合格に向けてサポートしてくれます。
ユーキャン
引用元:ユーキャン
料金(税込み) | 宅地建物取引士試験講座: 63,000円 行政書士試験講座:63,000円 社会保険労務士講座:79,000円 マンション管理士試験・管理業務主任者試験講座:67,000円 FP講座:59,000円 簿記2級:43,000円 ※いずれも一括払い時の料金となります |
講座数 | 150講座以上 |
資料請求 | 無料 |
運営会社 | 株式会社ユーキャン |
ユーキャンのおすすめポイント!
- 初心者にもわかりやすいお好評なテキスト
- サポート体制が充実
- 150以上の講座がありニッチな資格あり
全部で150以上の講座を開設しており、幅広い資格の取得に挑戦できるユーキャン。
わかりやすいテキストとスマホによる学習で、効率よく試験の勉強を進められます。
受講者の学習がどの程度進んでいるのかを把握できる学習管理システムを用意するなど、サポート体制も充実。
独学で勉強を効率的に進めていくのが苦手な人でも安心して利用できます。
ほかの通信講座では対応していないニッチな資格の取得を目指している人は、ぜひチェックしてみてください。
スタディング
出典:STUDYing公式HP
料金(税込み) | 宅地建物取引士試験講座: 14,960円〜21,230円 行政書士試験講座:34,980円〜72,400円 社会保険労務士講座:46,800円〜74,800円 マンション管理士試験・管理業務主任者試験講座:31,900円~39,600円 登録販売者:24,800円 ※いずれも一括払い時の料金となります |
講座数 | 31講座 |
資料請求 | なし |
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
スタディングのおすすめポイント!
- オンライン上で完結
- 独自のメソッド
- 無料お試し講座あり
スタディングは、「忙しい方こそ、もっと活躍していただきたい」をコンセプトに立ち上げられた通信講座サービスです。
オンライン上で完結する通信講座を提供しているのが特徴で、紙のテキストを利用するよりも効率的な学習を目指しています。
独自のメソッドは7つの原則に従って構築されており、日々改良を続けているのもポイントです。
資料請求ができない代わりにすべての講座で無料講座を用意しており、実際に受講してから入会を決められます。
紙の教材を使わずに資格試験の勉強をしたい人におすすめです。
資格の力で40代から長く続けられる仕事に転職・就職して人生をやり直そう
人生の転機ともいえる40代で資格を取得することは、セカンドライフをより充実させることにもつながります。
40代で人生をやり直すために資格取得を目指すなら、ぜひ稼げる資格や自分の適性とマッチした資格を選ぶようにしてみてください。
試験の勉強には時間がかかるので、取得する資格を決めたら通信講座で効率よく勉強するのがおすすめ。
取得したい資格の講座を開設している通信講座をチェックして、まずは資料を取り寄せてみましょう。