【社会人の英会話事情】英会話の勉強ってみんなどうしてる？社会人500人にアンケート調査を実施

教育カンパニーでは、「社会人の英会話学習」をテーマにアンケート調査を実施しました。
女性300人、男性200人の計500人を対象に、以下の質問にご回答頂きました。

ここからは、各質問に対する回答をご紹介します。英会話事情について知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。

【アンケート調査概要】

今回のアンケート調査は、女性300人、男性200人の計500人を対象に行いました。社会人の英会話学習についてのアンケートとなっています。

調査方法	インターネットでの調査
アンケートの依頼先	株式会社クラウドワークス
回答数	500名
調査対象	18歳～60歳の男女
調査期間	2023/4/21～2023/5/1

【質問①】アンケート回答者の6割は女性が占める

アンケートに回答した人の性別	人数	割合
男性	200	40.00%
女性	300	60.00%

今回アンケートにご回答頂いた方の6割が女性でした。回答頂いた女性は、回答頂いた男性より100人多かったです。

女性の意見を多く反映させたアンケート結果となっています。

【質問②】英会話に興味を持つ年代は38.8%と30代が最も多い

回答者の年齢	人数	割合
18~19歳	3	0.60%
20~29歳	130	26.00%
30~39歳	194	38.80%
40~49歳	114	22.80%
50~59歳	52	10.40%
60歳~	7	1.40%

回答頂いた方で最も多いのは、30〜39歳の方でした。

全体の38.8％（194人/500人）が30代の方で、30代の方に英会話に興味を持つ方が多いことが分かります。

次いで、20代（26.0％）、40代（22.8％）に英会話への興味を持つ方が多かったです。

働き盛りの年齢の人が英会話へ興味を持っていることから、仕事の都合で英語を必要としているのかもしれません。

50代（10.4％）、60代以上（1.4％）の方は、英会話への興味を持つ方が少なめという結果になりました。

【質問③】会社員として働きながら英会話を習う人が55.0%と大半

英会話学習をする人の職業	人数	割合
自営業・フリーランス	45	9.00%
専業主婦・無職	40	8.00%
会社員	275	55.00%
アルバイト・フリーター	16	3.20%
パートタイマー・派遣社員	32	6.40%
学生	2	0.40%
その他	90	18.00%

職業別で英会話学習を行っている方の人数を見ると、会社員の方の割合が多いです。

次に多いのは自営業・フリーランス（9.0％）、専業主婦・無職（8.0％）となっています。

30代を筆頭に、20代、40代と英会話に興味を持つ人が多く、会社員の人が英会話を学習している人が多いことから、転職や海外勤務などで英語を必要としているのかもしれません。

回答頂いた方の55.0％（275人/500人）が会社員で、会社員として働きながら英会話を習っているという結果になりました。

【質問④】英会話を習う目的は「将来の就職の選択肢を広げため・キャリアアップのため」と回答する人が19.7%

英会話を習う目的	人数	割合
将来の就職の選択肢を広げため・キャリアアップのため	202	19.70%
現在の仕事や環境で英語が必要だから	109	10.60%
海外映画やドラマを字幕無しで理解したいから	91	8.90%
中・高で勉強したのに使えこなせないのが嫌だから	49	4.80%
子供のため(子供が英語学習する前にまずは自分から)	64	6.20%
英語が話せるのがかっこよさそうだから	85	8.30%
留学したいから	19	1.90%
海外旅行を楽しみたいから	165	16.10%
今の時代英語が必要だから	122	11.90%
外国の方と交流したいから	121	11.80%

キャリアアップのために英会話を学習している方が19.7％（202人/500人）と、約2割の方が将来の就職のサポートを考えて英会話スキルの習得を目指しています。

会社員として働きながら英会話を学習している方が多く、仕事をサポートするスキルとして英会話スキルを習得したい方は多いようです。

次いで、海外旅行を楽しみたいからと回答している方が16.1％（165人/500人）という結果になりました。海外旅行をする際に、会話に困らないようにと考えている方も多かったです。

3位は、外国の方と交流したい方が11.80%（121人500人）でした。英語を第一言語とする国は12カ国あるとされ、アメリカやイギリスなど観光先としても人気の高い国で英語が役立ちます。

第一言語ではなくても、英語を話すことができる外国の方は多いため、外国の方と交流したいときには、英語を学ぶことがおすすめです。

【質問⑤】英会話の勉強方法は「独学」と答える人が40.4%と大部分を占める

英会話の勉強方法	人数	割合
英会話教室に通う	56	11.20%
オンライン英会話を利用する	101	20.20%
英会話のアプリ	141	28.20%
独学	202	40.40%

英会話を勉強する方法は、独学と回答する方が40.4％（202人/500人）と最も多かったです。

英語は、中学や高校のときに学校で基礎を学んでいることから、独学でも学びやすい言語となっています。

オンライン英会話（20.2％）や英会話のアプリ（28.2％）を使用する方は、それぞれ約2割程度と英会話教室に通う方よりも多い割合でした。

通う手間を考えると、オンライン英会話や英会話アプリはいつでもどこでも利用しやすいでしょう。

【質問⑥】勉強方法で重視することは「好きな時間に勉強できる」と答えた方が32.6%

勉強方法で重視すること	人数	割合
好きな時間に勉強できるから	163	32.60%
手軽に利用できる	77	15.40%
お金をかけたくないから	116	23.20%
モチベーションの維持のため	20	4.00%
実践的・効果的に学べそうだから	39	7.80%
その他	85	17.00%

英会話の勉強方法で重視するポイントは、好きな時間に勉強できることだと答えた方が32.6％（163人/500人）いました。

働きながら英会話の勉強をしている方が多く、忙しい中で勉強をしているため、好きな時間に勉強できることが重視されているようです。

また、お金をかけたくないと回答している方が23.2％（116人/500人）いました。

独学で勉強している方が多いのは、お金をかけずに勉強できることも理由の一つのようです。

独学なら、テキスト代くらいしかかかりません。英会話教室へ通うと、月額で2万円ほどかかるところがあります。テキスト代だけで1万円かかることも…。

費用を抑えるなら、独学が最も費用がかからないのかもしれません。

3位は、「手軽に利用できる」でした。15.40％（77人500人）の人が手軽さを重視して勉強方法を決めています。

安く利用しやすい料金的気軽さといつでもどこでも勉強できる時間的気軽さの両方を考えて、手軽に利用できることを重視する人が多いです。

アンケートの結果から、学ぶ時間や費用を考えて勉強方法を選ぶ人が多いことが分かります。

【質問⑦】41.2%が「15~30分の勉強時間」だと回答

一日の英会話学習時間	人数	割合
0分	1	0.20%
~15分	75	15.00%
15~30分	206	41.20%
30~60分	163	32.60%
60~120分	44	8.80%
120~180分	9	1.80%
180分以上	2	0.40%

41.2％（206人/500人）が一日に15～30分英会話の学習をしていると回答しています。
次いで、30～60分と答えた方は32.6％（163人/500人）いました。
忙しい中でも毎日15～30分は勉強時間を確保している方が多いようです。

仕事をしている人が多いことから、毎日何時間も勉強時間に費やすことができず、仕事の昼休みなどの時間を英会話の勉強時間にあてているのかもしれません。

【質問⑧】最終的な英会話レベルの第一位は「身近なトピックを話せたり海外旅行で英語をギリギリ話せるレベルの初～中級レベル」

最終的な英会話のレベル	人数	割合
初心者レベル｜英語で挨拶や自己紹介ができるレベル	144	28.80%
初中級レベル｜身近なトピックを話せたり海外旅行で英語をギリギリ話せるレベル	195	39.00%
中級｜詳細な説明ができ会話が続く	123	24.60%
中上級｜流暢で正確な英語で議論したり会議をリードできる	31	6.20%
ネイティブ｜複雑で抽象的な内容でも流暢で正確に話せる	7	1.40%

最も回答が多かったのは、初中級レベル（39.0％）でした。

次いで初心者レベル（28.8％）、中級（24.6％）と、ほとんどの方が上級以上のスキルまで習得できていないことが分かります。

独学で英会話の会得を目指す人が多く、短時間でも毎日勉強している人も多いのに、英会話スキルはなかなか上がっていないという結果になりました。

英会話を習うと、効率よく英会話を学べますが、独学だと全て自分で考えて進めるため、時間がかかってしまいます。

最短ルートで英会話上級者を目指すなら、英会話教室などを利用して、効率よく学ぶ必要があるかもしれませんね。

【まとめ】

今回は「社会人の英会話学習に関するアンケート」を行いました。結果は以下の通りです。

働きながら英会話を学習する方が多いため、好きな時間に勉強できることを重視する方が多かったです。

なかなか学習時間を確保できないこともあり、最終的に中上級以上のスキルを身に着けられた方は10％以下という結果になりました。