「通信講座で危険物取扱者の試験学習を進めたいけど、どれがいいか分からない…」
「危険物取扱者の種類別の難易度は?合格率は?」
危険物取扱者とは、危険物を安全に取り扱えるという証明ができる国家資格のこと。
資格の取得によって、発電所の保守員やガソリンスタンドのスタッフ、消防士など危険物を扱う職に就けます。
今回はそんな今後のキャリアを広げられる、7つの危険物取扱者の通信講座について紹介します。
本記事を読めば危険物取扱者のおすすめ通信講座の選び方について知れ、自分に合った通信講座で学習を進められます。
後半では危険物取扱者の通信講座に関するよくある質問にも触れているので、ぜひ最後までお読みください。
引用:生涯学習のユーキャン公式サイト
危険物取扱者の資格を取得するなら、過去の試験を分析しているユーキャンがおすすめです!
消防法が定める危険物に関する専門知識を学習でき、有資格者はガソリンの取り扱いや建物の保安監督などキャリアアップも望めます。
ユーキャンの受講生のうち、6~8割の人が資格の学習経験がない・物理化学の知識がほぼない人です。
また、質問サービスや指導延長もあり、勉強中の疑問など合格までサポートしてもらえます。
まずは申し込みサポートや公式サイトから、無料資料請求してみましょう。
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通信講座を利用するかまだ迷っている方は、下記の記事をご覧ください。
おすすめの通信講座まとめはこちら!
【おすすめ】危険物取扱者の通信講座7選
おすすめの危険物取扱者通信講座は7つあります。
危険物取扱者の通信講座 | 料金(税込) | 特徴 |
---|---|---|
ユーキャン | ・危険物取扱者(乙四、丙種)講座:39,000円 | 学習未経験者も歓迎 |
フォーサイト | ・危険物取扱者乙種4類通信講座:10,800円 | 最短2ヶ月で合格を目指せる |
たのまな | ・危険物取扱講座(甲種):19,800円 ・危険物取扱講座(乙種):15,400円 | 最大8ヶ月間の学習サポート |
スタディング | ・危険物取扱者 乙種4類合格コース:5,940円 | 低コストで効率よく受講できる |
TAC | ・危険物取扱者乙種4類合格コース:9,000円〜 | 800問を超えるアウトプット教材 |
CIC日本建設情報センター | ・危険物取扱者 甲種:23,000円 ・危険物取扱者 乙種第4類:15,000円 ・危険物取扱者 乙種第1・2・3・5・6類:15,000円 | 動画の視聴回数は無制限 |
SAT | ・乙種:8,580円 ・乙種 12356類:7,800円 ・甲種:25,800円 | マンツーマンのような講義スタイル |
危険物取扱者の試験を通信講座で学習することで、効果的な試験対策ができます。
それぞれの通信講座の価格や、特徴などについて具体的に紹介します。
ユーキャン|学習未経験者も歓迎
引用:ユーキャン公式サイト
ユーキャンは受講生の約86%が学習経験がなく、基礎から危険物取扱者の学習を進められるおすすめ通信講座です。
ユーキャンの危険物取扱者の通信講座は、5ヶ月の学習期間で資格取得を目指します。
イラストを使ったテキストで、危険物について全く知らないという人も理解しやすいです。
またユーキャン受講生限定のデジタル学習サイトを活用でき、スマホを使った隙間時間の学習も可能になります。
ユーキャンでは公式サイトにて試験や講座に関する詳細について、回答するサポートを行っているので利用してみましょう。
対象の資格 | ・乙種四類 ・丙種 |
価格(税込) | ・危険物取扱者(乙四、丙種)講座:39,000円 |
教材の特徴 | ・イラストや図解での解説 ・注意事項や重要項目にも補足事項を記載 |
フォロー内容 | ・3問/日の質問対応 ・添削指導 ・試験情報の提供 |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
ユーキャンはとにかく細かく、小さな資格も取り扱っており、通学して学ぶほどのことでもないけれど、キャリアアップのために必要となる資格を、短い期間で金銭的な負担も少なく取得することができました。通信教育のため自分の空いた時間に勉強を行えることもメリットで、質問やわからない点をメールで相談することもでき助かりました。少額だからといって手を抜かれていると感じたことも全く無く、教材の内容にも大変満足しました。
引用:みん評公式サイト
\初心者でもわかりやすいテキスト/
フォーサイト|最短2ヶ月で合格を目指せる
引用:フォーサイト公式サイト
フォーサイトは効率的な学習を提案してもらえ、圧倒的な合格実績を誇る通信講座です。
フォーサイトはスマートフォンやタブレット、パソコンなどで、隙間時間を使って危険物取扱者の講座を受講できます。
最短2ヶ月で資格の取得を目指せるのも、フォーサイトの特徴です。
フォーサイトでは無料体験学習で実際に使うテキストを見れるので、自分に合っているか見てみましょう。
対象の資格 | ・乙種4類 |
価格(税込) | ・危険物取扱者乙種4類通信講座:10,800円 |
教材の特徴 | ・フルカラーテキスト ・高品質な講義動画 ・どこでも学習可能なeラーニング |
フォロー内容 | ・専任スタッフによる質問受付 ・個別カウンセリング |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
使ってみて本当に良かったと思います。テキストの質がいいので、無駄な時間を使わずに効率的に勉強出来ました。解説もとてもわかりやすいですよ。フルカラーなのでとても見やすかった点も、評価しています。働きながらの勉強だったので、どうしても隙間時間に勉強時間を捻出しなければなりませんでした。移動中や外出先でも、「道場破り」で講義を視聴できるので、このサービスは本当にありがたかったです。
引用:みん評公式サイト
\合格できたらプレゼントあり!/
たのまな|最大8ヶ月間のサポート
引用:たのまな公式サイト
たのまなでは通信教育用テキストと添削してもらえるレポート課題で、初心者でも詳しく資格の勉強ができます。
たのまなでは講座内容の1つである提出レポートによって、自分の実力を判断できるので、苦手分野や弱点を把握できます。
テキストと併せて過去問題集がついているため、本番さながらな学習ができるのがポイントです。(※)
※(参考:たのまな公式サイト)
たのまなは講座改定のため、申し込みを中断しています。(2023年5月現在)
資料請求は可能なので、興味のある方は資料請求を通して詳細を確認しましょう。
対象の資格 | ・甲種 ・乙種 |
価格(税込) | ・危険物取扱講座(甲種):19,800円 ・危険物取扱講座(乙種):15,400円 |
教材の特徴 | ・2冊のテキストを活用した学習スタイル ・比較的レベルが高く実践的な内容 |
フォロー内容 | ・無制限での質問対応 ・添削サポート |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
(前略)
引用:みん評公式サイト
テキストは基本的なことから応用まで、実に幅広い内容で勉強になることばかりでした。初心者でも気軽に取りかかれる工夫があちこちにあり、初めて勉強が楽しいと思いました。また期間中は3回にわたって無料で模擬試験を受けられるようになっていて、ありがたかったです。模擬試験があったおかげで自信をもって本試験に臨むことができ、見事1回で合格できました。
\まずは無料資料請求してみよう/
スタディング|低コストで効率よく受講できる
引用:スタディング公式サイト
スタディングは、危険物取扱者の講座を約6,000円という低価格帯で、必要な知識をコンパクトに効率よく学習できます。
オンライン教材による学習スタイルで、スマホやパソコンを使ってどこでも受講できる特徴があります。
またスタディングの講座では、本番試験と同じ出題形式で「合格模試」を受けられるので、より実践的な学習ができるでしょう。
スタディングでは基本講座を無料で学習できるので、気になった方は一度試してみてください。
対象の資格 | ・乙種4類 |
価格(税込) | ・危険物取扱者 乙種4類合格コース:5,940円 |
教材の特徴 | ・フルカラーのテキスト ・スマホでいつでも学習できる問題集 |
フォロー内容 | ・独自のAIシステムによるサポート ・Q&A(質問対応) |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
勉強継続するのが主要なハードルになるけどここは継続しやすい気がする
引用:みん評公式サイト
\隙間時間で合格を目指す/
TAC|800問を超えるアウトプット教材
引用:TAC公式サイト
TACは800問以上のアウトプット教材を提供しており、資格取得のための実践的な学習ができる危険物取扱者講座です。
TACでは各テーマ30分の講義内容であり、通勤時間やお昼時間など隙間時間で手軽に学習できます。
問題集や一問一答集、実力テスト(2回分)の学習を通し、より実践的な知識を取得できるでしょう。
またTACでは、危険物取扱者の講座に関する資料請求や講座説明会を行っています。
対象の資格 | ・乙種4類 |
価格(税込) | ・危険物取扱者乙種4類合格コース:9,000円〜 |
教材の特徴 | ・500問を超える一問一等集 ・図やイラスト、表を活用したテキスト ・70問の実力テスト |
フォロー内容 | ・10回までの質問メール ・郵送での質問対応 |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
町田校は事務の方々や講師陣もとってもいい方で相談もちゃんと乗ってくれます。
引用:みん評公式サイト
価格もかなりお手頃だとおもいます!
確かに口コミを見ると先生によっては当たり外れはありそうですね、、
そういう時のために無料講座には積極的にいってみたほうがいいとおもいます!
\問題集・実力テストで合格を目指す/
CIC日本建設情報センター|動画の視聴回数は無制限
引用:CIC日本建設情報センター公式サイト
CIC日本建設情報センターの危険物取扱者通信講座は、動画の視聴回数は無制限であり何度も学習できるのが特徴です。
CIC日本建設情報センターの危険物取扱者講座には「Webコース」と「DVDコース」の2種類があります。
自分に合った学習スタイルで講座を受講できるのは、利用する魅力の1つと言えるでしょう。
またWebコースでは、専用の管理画面から自身の学習進捗を確認できるなど、計画的な学習が可能です。
CIC日本建設情報センターでは、危険物取扱者講座に関する資料請求も可能なので、申し込んでみましょう。
対象の資格 | ・甲種 ・乙種第1〜6類 |
価格(税込)(※) | ・危険物取扱者 甲種:23,000円 ・危険物取扱者 乙種第4類:15,000円 ・危険物取扱者 乙種第1・2・3・5・6類:15,000円 |
教材の特徴 | ・講義動画は0.5〜2倍と4段階での時短学習 ・WebとDVDの種類学習形態 |
フォロー内容 | ・6ヶ月の学習サポート期間 ・メールでの質問対応 |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度 | あり |
社内にはDVD講義を受講して合格した者もおり、どちらがいいか悩みましたが自宅だと家族が多くなかなか集中できる環境ではないため自宅学習は続かないだろうと思い、日時と会場が決まっている通学型の方を選択しました。受験願書を提出する頃には教材が届き、講習までに問題集を見ておいたほうがより理解しやすいと聞いていましたので、仕事の合間や通勤時間に問題集を開き1日に10問程度をわからないなりに解いてみるようにしました。問題集には過去10年分の問題が集録されており、進めるのは一苦労でしたが3日間の講義に集中するためにできる範囲でやるよう努めました。
引用:CIC日本建設情報センター公式サイト
\動画視聴で効率よく学習/
SAT|マンツーマンのような講義スタイル
引用:SAT公式サイト
SATは人気講師による講義を受講でき、理解度に合わせてマンツーマンのように何度も繰り返し学習できる危険物取扱者通信講座です。
SATの険物取扱者通信講座は、1講座10〜20分程度の講義内容となっており、隙間時間を有効活用した学習が可能です。
10回まで無料で使える質疑応答サービスによって、疑問や不明点を適切に理解できます。
SATでは利用前に講義のサンプル動画も視聴できるので、一度見てみて利用するか検討しましょう。
対象の資格 | ・甲種 ・乙種第1〜6類 |
価格(税込)(※1) | ・乙種:8,580円 ・乙種 12356類:7,800円 ・甲種:25,800円 |
教材の特徴 | ・フルカラーテキスト ・講義映像が最新のEラーニングシステム |
フォロー内容 | ・質疑応答制度 ・不合格時のサポート期間延長サービス |
返金制度 | あり |
教育訓練給付金制度(※2) | あり |
※2(eラーニング+DVD講座のみ対応)
SATを受講していて、苦労したことはありません!試験の1週間前から、車の中でDVDを聞き流していた程度で、実際、試験勉強に本気で取り組んだのは3日程度だったのですが、合格できました。ゆくゆくは甲種・消防設備の方も取得したいと思っています。
引用:SAT公式サイト
\技術系専門のスクール/
危険物取扱者ってどんな資格?
危険物取扱者とは、消防法によって定められている危険物を取り扱う際に必要な国家資格です。
危険物取扱者の資格は「甲種」「乙種」「丙種」に分けられ、それぞれ取り扱える危険物は違います。
種類 | 資格取得による扱える危険物 |
---|---|
甲種 | 全ての種類の危険物 |
乙種第1類 | 塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等 |
乙種第2類 | 硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等 |
乙種第3類 | カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等 |
乙種第4類 | ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等 |
乙種第5類 | 有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等 |
乙種第6類 | 過塩素酸、過酸化水素、硝酸等 |
丙種 | 引火性液体 |
種類によって異なりますが、危険物取扱者の資格を取得できれば、ガソリンスタンドや工場、タンクローリーの運転手などのキャリアを目指せます。
そのため転職や就職を有利に進められるだけでなく、危険物取扱者は国家資格の1つなので、資格手当など収入アップも期待できるでしょう。
試験内容は危険物に関する法令や、物理・科学などの学科、危険物の性質についてです。
専門性の高いジャンルになりますが危険物取扱者の講座を受講すれば、初心者でも短期間で効率よく学習を進められます。
資格を取得できればキャリアアップが目指せ、転職にも活かせるでしょう。
危険物取扱者の通信講座の選び方
危険物取扱者の通信講座の選び方は、大きく分けて4つあります。
選び方を押さえることで、より自分に合った危険物取扱者の通信講座を見つけ、受講できるでしょう。
①料金の高さ
料金の高さを基準に、危険物取扱者の通信講座を選ぶといいでしょう。
同じ危険物取扱者という資格のための学習でも、提供している通信講座によって金額は異なります。
危険物取扱の通信講座 | 料金(税込) |
---|---|
ユーキャン | 39,000円 |
フォーサイト | 10,800円 |
たのまな | 15,400〜19,800円 |
スタディング | 5,940円 |
TAC | 9,000円〜 |
CIC 日本建設情報センター | 5,000〜23,000円 |
SAT | 7,800〜25,000円 |
危険物取扱者のおすすめ通信講座の相場は、約6,000〜40,000円(税込)と幅広いです。
料金の安さ重視で選ぶなら、スタディングの危険物取扱者 乙種4類合格コースが5,940円(税込)なのでおすすめです。
しかし危険物取扱者には種類があり、取得する資格の種類によって今後のキャリアも大きく変わります。
まずは取得したい危険物取扱者の種類を決め、受講する通信講座の料金を比べるといいでしょう。
②口コミや評判の良さ
危険物取扱者の通信講座は、口コミや評判の良さを基準に決めるのもおすすめです。
口コミや評判は受講者のリアルな生の意見であり、実際に利用した人による内部からの情報は、非常に参考になるでしょう。
口コミによっては学習内容や質など公式サイトにない情報を得られます。
しかし口コミや評判は誇張された内容も含まれているので、一概に信じすぎないようにすると良いです。
あくまでも参考の1つと考えて、口コミや評判の情報は取捨選択するのがいいでしょう。
③対応している講座の種類
対応している講座の種類を基準に、危険物取扱者の通信講座を決めるといいでしょう。
危険物取扱者には合計8つの種類があり、講座として対応しているものは通信講座によって大きく異なります。
危険物取扱者おすすめ通信講座 | 対応している資格の種類 |
---|---|
ユーキャン | ・乙種4類 ・丙種 |
フォーサイト | ・乙種4類 |
たのまな | ・甲種 ・乙種 |
スタディング | ・乙種4類 |
TAC | ・乙種4類 |
CIC日本建設情報センター | ・甲種 ・乙種第1〜6類 |
SAT | ・甲種 ・乙種第1〜6類 |
危険物取扱者の試験は種類によって難易度や合格率は異なり、一般的に乙種4類と甲種が難しいです。
危険物取扱者の難易度について、より詳細が気になる方は「危険物取扱者試験はどんな内容?難易度も解説」を確認してみてください。
このように危険物取扱者のどの種類に対応しているのか確認し、講座を選ぶのをおすすめします。
④サポート体制の充実度
危険物取扱者の通信講座は、サポート体制の充実度を確認しながら決めるといいでしょう。
サポート体制が充実していれば、受講し合格を目指す方にとって、比較的安心して学習を進められることに繋がります。
例えば危険物取扱者のおすすめ通信講座での、サポート体制例をまとめました。
- 質問対応
- 添削サポート
- 個別カウンセリング
よりサポート体制について詳しく知りたい方は、受講を希望している危険物取扱者通信講座に問い合わせしてみてください。
危険物取扱者試験はどんな内容?難易度も解説
危険物取扱者の試験科目は、「甲種」「乙種」「両種」それぞれに違いがあります。
種類 | 試験内容 |
---|---|
甲種 | ・危険物に関する法令 ・物理学及び化学 ・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 |
乙種 | ・危険物に関する法令 ・基礎的な物理学及び基礎的な化学 ・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 |
丙種 | ・危険物に関する法令 ・燃焼及び消火に関する基礎知識 ・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 |
乙種には「第1類」〜「第6類」の危険物取扱者の種類があり、扱う危険物で出題される問題の傾向が変化します。
乙種の種類 | 扱う危険物 |
---|---|
第1類 | 塩素酸塩類・過塩素酸塩類・亜塩素酸塩類・ヨウ素酸塩類など |
第2類 | 硫化りん・赤りん・硫黄・金属粉・マグネシウムなど |
第3類 | カリウム・ナトリウム・アルキルリチウムなど |
第4類 | ガソリン・アルコール酸・灯油・軽油・重油・動植物油類など |
第5類 | 有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物・アゾ化合物など |
第6類 | 過塩素酸・過酸化水素・硝酸・ハロゲン間化合物など |
一般的に危険物取扱者の試験は、乙種4類と甲種が難しいと言われており、それぞれの難易度を確認しておきましょう。
危険物取扱者の試験 | 難易度(合格率) |
---|---|
甲種 | 30〜40% |
乙種第1,2,3,5,6類 | 60〜70% |
乙種第4類 | 30% |
丙種 | 50% |
一般的に危険物取扱者の甲種は、他の種類と比較すると出題範囲が広いため難易度が高く合格率が低い傾向にあります。
また乙種第4類は、資格の取得後に取り扱える危険物が「ガソリン」や「灯油」「軽油」身近なものが多いです。
受験者が多く合格率が下がる傾向にありますが、対策の講座やテキストが多いため登竜門として考えられています。
危険物取扱者の受験資格
危険物取扱者の乙種と両種には受験資格がなく誰でも受験できます。
しかし甲種には受験資格が定められており、規定の条件に該当していなければ受験できません。
対象者 | 詳細 |
---|---|
①大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者 (化学に関する学科又は課程) | ・大学等及び資格詳細 ・願書資格欄記入略称 ・証明書類 |
②大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者 | ・大学等及び資格詳細 ・願書資格欄記入略称 ・証明書類 |
③乙種危険物取扱者免状を有する者(実務経験2年以上) | ・大学等及び資格詳細 ・願書資格欄記入略称 ・証明書類 |
④乙種危険物取扱者免状を有する者 | ・大学等及び資格詳細 ・願書資格欄記入略称 ・証明書類 |
⑤修士・博士の学位を有する者 (化学に関する学科又は課程) | ・大学等及び資格詳細 ・願書資格欄記入略称 ・証明書類 |
上記いずれかに該当する方は、危険物取扱者の甲種の受験資格があります。
甲種の受験を検討している方で化学関連の学歴を持っていない人は、乙種を取得することで受験可能です。
仕事の幅も広がるので、どういう内容の資格なのか見てみましょう。
危険物取扱者の通信講座についてよくある質問
危険物取扱者の通信講座に関して、よくある質問を3つ紹介します。
安心して通信講座を受講し、危険物取扱者の試験学習を進るためにも、それぞれの回答を確認しましょう。
①危険物取扱者は独学でも合格できる?
危険物取扱試験は、独学でも合格を目指せます。
しかし独学はモチベーションに左右されやすく、学習の仕方が分からない方もいるでしょう。
通信講座であれば学習のサポート体制が充実しており、効率的に学習を進められます。
独学からスタートしたけどやる気に左右されたり、学習内容が難しいと感じる場合は通信講座を受講しましょう。
②危険物取扱者の資格取得のおすすめの順番は?
危険物取扱者は受講できる通信講座が多いので、乙種第4類から学習を進めるのがいいでしょう。
乙種第4類を取得できれば化学工場やガソリンスタンド、ビル管理など、就職先の可能性も広がります。
ただ乙種第4類は合格率が30%と、決して簡単とは言えない範囲でしょう。
もし危険物取扱者の受験経験がなければ、丙種などの比較的難易度の低い種類もおすすめです。
③通信講座での学習目安時間は?
危険物取扱者の通信講座の学習時間の目安は、各講座によって異なりますが、一般的に30~60時間程度の学習時間が必要です。
一方で独学の場合、自己学習となるため、正確な知識や試験対策ができているかどうかを確認する機会が少なくなります。
通信講座で学習を行うことで、学習時間を短縮でき、より効率的に学習を進められます。
危険物取扱者の学習は通信講座で効率よく行おう
今回は危険物取扱者のおすすめ講座や選び方、試験内容などについて紹介しました。
危険物取扱者の試験に合格したい方におすすめな通信講座は、7つあります。
おすすめ通信講座 | 特徴 |
---|---|
ユーキャン | 学習未経験者も歓迎 |
フォーサイト | 最短2ヶ月で合格を目指せる |
たのまな | 最大8ヶ月のサポート |
スタディング | 低コストで効率よく受講できる |
TAC | 800問をこえるアウトプット教材 |
CIC日本建設情報センター | 動画の視聴回数は無制限 |
SAT | マンツーマンのような講義スタイル |
選び方を押さえることで、より自分に合った危険物取扱者の通信講座を見つけ、受講できるでしょう。
今回紹介したおすすめ通信講座を参考に効率的に学習を進め、危険物取扱者の資格の取得を目指しましょう。
他の通信講座も見てみたい方は、下記の記事をご覧ください。
おすすめの通信講座まとめはこちら!