現代はさまざまな通信教育があり、どの通信教育が子どもに合うのか分からないと感じることはありませんか?
数ある中でも「STEAM教育」を学べるワンダーボックスに注目してみましょう。
ここではワンダーボックスの特徴や使用するために必要な端末の選び方などをご紹介するので参考にしてください。
以下の記事では、ワンダーボックスの口コミを掲載しています。
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ワンダーボックスの特徴
ワンダーボックスは4歳~10歳が対象で、紙ベースとアプリでの学習を組み合わせた学習教材です。
ここでは、ワンダーボックスの特徴をご紹介します。
推奨されている動作環境は3種類
ワンダーボックスを使うために推奨されている動作環境は下記の3種類です。
この環境は公式ホームページでも推奨されています。
【推奨動作環境】
端末種類 | OS | メモリ |
iPad/iPhone | iOS 11.0以上 | 2GB以上 |
Android | Android 5.0以上 | 2GB以上 |
Amazon | — | 2GB以上 |
端末の種類に「Amazon」とありますが、こちらは「Fireタブレット」のことを示しています。
また、メモリが2GB以上となっている理由は、アプリの動作をスムーズに動かすためです。
ただし、あまり古いタイプでなければほとんどの機種が2GB以上です。
しかし、手持ちのタブレットやスマートフォンが上記の動作環境以外のこともあるでしょう。
そのような場合、正常にアプリが動作しない可能性があります。
また、OSはアップデートしていなければ古いままのため、環境設定から確認して古ければアップデートをしてください。
ただし、推奨している動作環境でも一部の端末で使用すると、動作が不安定だという報告もあります。
そのため契約する前に体験版で使用し、スムーズに動くか確認することをおすすめします。
データはユーザごとに管理される
アプリのデータはユーザごとに管理されるため、いろいろな端末で使用しても同じユーザのデータを呼び出すことができます。
たとえば、自宅で使用するときはタブレット、外出先ではスマートフォンといったように端末を使い分けるといつでも学習できます。
ただし事前に使用する端末にアプリをダウンロードしなければいけません。
そしてダウンロード済みの端末にIDとパスワードを入力すると使える状態になります。
また、きょうだいで使用する場合も、きょうだいごとにデータを管理することができます。
そのためきょうだいでデータが混ざることはありません。
常にネットに接続していなければ使えない
アプリを使用している間は常にネットへ接続していなければ使えません。
そのためネット環境が整っていない場所では通信が不安定になり、スムーズに学習を進めることが難しくなります。
これは子どもの集中力が続かなくなったり、やる気がなくなったりする原因にも繋がります。
また、せっかく学習をしていても時間ばかりかかり、身についていないなんて事態にもなりかねません。
そのため申し込みをする前に、端末を使用する場所のネット環境を確認することは大切です。
そしてスムーズに学習ができなければ、ネット環境の見直しも検討しましょう。
ワンダーボックスにはタブレットがおすすめされるワケ
ワンダーボックスはタブレットまたはスマートフォンに対応しています。
しかし、推奨されている動作環境の条件を満たしていてもおすすめされているのはタブレットです。
ここではその理由をご紹介します。
スマートフォンでは画面と目の距離が近くなる
スマートフォンでは画面と目の距離が近くなることがあります。
そのため、大きな画面のタブレットがおすすめされているのです。
ワンダーボックスの学習はアプリを使用しますが、アプリで学習する内容はプログラミング学習・2コマ漫画の作成・オリジナルのボードゲームなどです。
子どもは学習内容に対しておもしろいと感じなければ続けなくなります。
いくつものアプリがありますが細かい作業が多かったり、夢中になったりする内容です。
そのため、楽しんでいるうちにいつの間にか画面と目の距離が近くなってしまいます。
視力に悪影響となってしまいますので、目の距離が近づけなくても見やすいタブレットの方が目にいいでしょう。
ただし、タブレットにしても目が近づくと視力に影響する可能性があるため、近いときは声かけをして画面から距離を取るように促しましょう。
画面が小さいと操作しにくい
ワンダーボックスの多くのアプリがタッチペンで操作をしてクリアしていく内容です。
そのため、画面が小さいとさまざまな操作がしにくいと感じます。
アプリの中には、特にタブレットで使用することをおすすめしている内容もあります。
たとえば以下のアプリです。
- ずっこけびじゅつかん
- アトラニアス
- コードクラフターズ
- ピクタネット
- テクロンとひみつのけんきゅうじょ
- たいせん!ボードゲーム
たとえば「ずっこけびじゅつかん」は2コマ漫画のオチを絵で製作するアプリです。
そのため画面が小さいスマートフォンでは、細かい部分まで絵で表現することが難しくなります。
そこで、大きな画面のタブレットなら自分の描きたい絵を描くことができたり、表現したい部分まで描くことができます。
子どもが楽しく学習を進めるためにも、大きな画面のタブレットはおすすめです。
使用する端末の選び方
世の中にはいろいろなバージョンの端末があります。
ワンダーボックスの教材は、タブレット端末が正常に動かなければ使いづらい教材になります。
ここでは使用する端末の選び方をご紹介します。
画面は大きいほうが使いやすい
公式ホームページで画面サイズは「10インチ以上(たて12.45cm×よこ22.10cm)」を推奨しています。
ところがスマートフォンの画面は大きくても「6~7インチ」程度ですので、10インチよりはるかに小さな画面サイズです。
画面を大きくする目的は子どもの目にかかる負担を軽減したり、絵を描いたりしやすくするためです。
ある程度の学習時間が必要なため、快適に学習するためにも大きい画面が推奨されています。
10インチ以上の画面での学習を考えたら、タブレットでの利用がおすすめでしょう。
プログラミング学習にも使える
小学校の授業でもプログラミングが必修科目になりました。
ワンダーボックスでさまざまな思考力を身に着け、ある程度のレベルになったらプログラミングを学習するのもいいでしょう。
そのため、タブレットを選ぶときはワンダーボックス以外の学習ができるタブレットを選ぶことも基準の1つです。
端末を使った撮影がしやすい
ワンダーボックスには、タブレットについているカメラを使って撮影をするアプリがいくつもあります。
さらに紙教材のトイ教材は、自分が作成した作品を撮影して他の学習している子どもたちとシェアすることができます。
この機能を活かすためにも、撮影がしやすいことは大切なポイントです。
また、タブレットにカバーをつけて使用しますが、カバーがカメラレンズに被るとカメラが使いずらくなります。
そのため、カバーのサイズも使いやすい物にしましょう。
ただし、タブレットを使って撮影する場合、重さとサイズによっては小さな子どもだと使いにくく感じます。
撮影が必要なときはスマートフォンにし、普段はタブレットを使うといったように使い分けることも対策の1つです。
重さが軽い端末であるかどうか
タブレットは重さがあります。
そのため、小さな子どもは持ち歩くことが大変なこともあります。
特に、撮影のときは持たなければいけないため、軽いモデルがおすすめです。
もし、重いタブレットなら撮影をするときは支えてあげたり、角度を固定できるカバーを使ったりしましょう。
推奨スペックを満たしていること
公式ホームページでも推奨しているスペックがあるため、満たしていることが大切です。
基本的にメモリが2GB以上あればスムーズに動きますが、使う人によっては3GBは欲しいと感じることもあります。
もちろん、ワンダーボックス以外の用途で使う予定があれば、他のことで使うときにもストレスなく動く程度のタブレットを用意しましょう。
どちらのメモリ容量を選ぶか迷うときは、容量を多く使う用途を基準に選ぶのも方法の1つです。
タッチペンに反応するもの
タブレットは、必ずタッチペンに反応するものにしましょう。
タッチペンはどのタブレットにも反応するわけではありません。
タブレットとタッチペンがセットになっていたり、別売りになっていたりします。
同じメーカーであれば問題なく使うことができますが、別メーカー同士だと動かないこともあります。
また、最近では格安のタッチペンも販売されていて、タッチペンだけでも選択肢が豊富です。
まずは、タッチペンの種類と特徴をご紹介します。以下の表を参考にしてください。
種類 | 特徴 |
感圧式 |
|
電磁誘導方式(EMR) |
|
静電容量方式(AES) |
|
また、タッチペンの先端の接地面にも種類があります。
種類 | 特徴 |
シリコンゴム |
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繊維 |
|
樹脂 |
|
透明ディスク |
|
タッチペンに種類があることを知らないと、購入してから「使えない」という事態になることもあります。
タッチペンを購入するときは箱に書いてあるスペックを確認して、タブレットに使用できるか確認しましょう。
その他に選ぶポイントは、タッチペンの重さ・握り心地・価格などです。
子どもの学習用に購入するタッチペンですので高価すぎず、でも、反応がよくスムーズに使えることが大切です。
端末を他に使用する目的があるか
ワンダーボックス以外でもタブレットを使うなら、他の目的でもスムーズに使えることが大切です。
たとえば、他の学習でも使う場合、ワンダーボックスと他の学習のどちらで使ってもスムーズに動くタブレットにしましょう。
また、他の目的で使用する場合、その目的を動かすためのアプリがインストールできるタブレットであることも大切なポイントです。
その他にはOSやスペックなどを満たしているかも確認をして購入を検討しましょう。
おすすめの端末比較表
ここからはおすすめのタブレットをご紹介します。
今回ご紹介するタブレットは画面サイズを10インチで比較しています。
その他の部分で違いがあるため購入する際の参考にしてください。
2020 Apple iPad Air | Lenovo Tab M10 FHD Plus(2nd Gen) | Fire HD 10 キッズモデル | |
OS | iPad OS | Android9.0 | Fire OS7 |
画面サイズ | 10.9インチ | 10.3インチ | 10.1インチ |
スペック | 64GB | 4GB | 3GB |
タッチペンの有無 | あり | なし | なし |
価格 | 69,080円 | 34,632円 | 19,980 |
価格の違いはありますが、それぞれワンダーボックスを使うための動作環境は満たしているモデルばかりです。
そのため、誰がどの程度何に使うのかも含めて必要なタブレットを購入しましょう。
端末を購入するときの注意点
さまざまなタブレットなどの端末を選ぶポイントがありますが、注意点もあるため確認しましょう。
きょうだいで使う場合でも一台あれば問題ない
きょうだいで契約した場合でも端末が1つあればワンダーボックスは使えます。
ただし、追加人数は3名までのため、4名以上登録したいときはカスタマーセンターに連絡が必要です。
そして登録するときは申し込み時に「お子さまの追加」から追加する子どもの情報を登録しましょう。
Wi-Fi環境でなければ通信費が高額になる
ワンダーボックスを使っている間は常にインターネットに接続します。
通信料も無制限で使えるWi-Fi環境でなければ、通信費が高額になる可能性があります。
また、アプリはインターネットに接続をしていなければ、スムーズに動かなくなり学習が進みません。
そのため、安定して使うためにもWi-Fiがおすすめです。
衝撃を少なくするためにフィルムやカバーを使用しよう
タブレットは落としたりぶつけたりすると故障することもあります。
衝撃を少なくするために、専用のフィルムやカバーを使いましょう。
子どもはどのような使い方をするか分かりません。
タブレットが故障しないように対策をすることは大切です。
タブレットがある方はお試し版を使ってみよう
ワンダーボックスはお試し版があるため、迷っている方はお試しから始めてみましょう。
お試しを活用することで、子どもがやる気になるか確認することもできます。
お試し版の登録は無料で公式ホームページから申し込み可能です。
まとめ:ワンダーボックスはタブレットで快適に使おう
ワンダーボックスを使う場合、タブレットまたはスマートフォンで使用できます。
しかし、アプリの内容を考えるとタブレットがおすすめです。
また、推奨されている動作環境もあるためそれらを満たしているタブレットを用意することが大切です。
その他にタブレットの選び方のポイントや注意点などを参考にして、ワンダーボックスを快適に使いましょう。